カテゴリ:新車見物・試乗記 トヨタ( 37 )

新車試乗記「ちゃんと改良、でも今や魅力なし」編

ちょっと間が空きまして・・・今回は短め試乗記を一つ。
MCしたヴィッツに乗ってきました。試乗車は1.3Fのルミナスイエロー。
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今までの当り障りの無いイメージのデザインから、オーリス辺りと近いイメージの
グッと個性的なイメージの顔つきに。
今までよりも特徴がありつつ、うまく馴染んだデザインになっていますね。
少なくとも今までの退屈なデザインより良いのではないかと。

インテリアも悲しいほどにチープだったMC前と比べ、
デザインやシボの変更、トリムの布張りの追加などで質感はアップ。
といっても、やっと並みのレベルになったかなといった程度。

1.3Lは新しいエンジンに変わったのが大きなトピック。
以前の1.3よりトルク感があって、出足から先の伸びがよくなった感じですし、
踏み増して加速するときも、以前のようにエンジン回転が余計に高まる感じがなく
滑らかに走るようになっています。

さらに変わったのが足回り。
以前の軽々しくヒョコヒョコとしたものと比べて、しっかりと地に足が付いた印象で、
路面の凹凸を超えても足が動かずゴトゴト揺すられる今までとは違い、
ストローク感もあってちゃんと吸収しようとしてくれますし、
ある程度切り込んでいったところから急に腰砕けになるような感のあったコーナーも
踏ん張り感が増していて、ずいぶんとマシになったなと感じました。
軽々しくブラブラした感覚だったステアリングも少し手ごたえが増していました。

ヴィッツ、スタイル・エンジン・足回りとしっかり手の入ったMCになっており、
今まで出来がいいとは思えなかった部分がちゃんと改良されていました。
ただ本当は、FMCの段階でこの位のレベルまでやっていてほしかった。
いくらMCで良くなったとはいえ、やっと平均レベルといったところでしかありません。
新型フィットが出て、新型デミオももうすぐそこまで来ている今、
MCされても積極的に買う理由がない車になってしまっているのは変わらないかと。
最初からもうちょっとしっかり作っていればねぇ・・・。
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ちなみに同じ日に同じくMCしたパッソにも乗ってきたのですが、
こちらもエンジンが変わって若干の低中速域のトルク感が変わったようにも感じましたが、
その他ほぼ変わった印象はなかったため、試乗記は省略させて頂きます・・・。

とりあえず、パッソよりヴィッツの方が良し。でもスイフト・デミオ・フィットの方がもっと良し、です。
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by gutty355 | 2014-07-23 22:37 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「見た目は変えても中身はフツー」篇

さて、続いての試乗記です。今回は新型オーリスです。
試乗車は150Xのブラックマイカ。
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旧型の丸みを帯びたデザインから大きく変わり、スッキリとオーソドックスなフォルムに。
エッジを効かせた尖ったイメージのフロントや高い位置にランプを配し、
キュッと上がったイメージのリア周りで今までのトヨタとはちょっと違う
印象的なスタイルになっています。

インテリアも旧型のインパネからコンソールまで繋がったようなデザインから、
最近では珍しい絶壁インパネに。操作系の配置は普通に扱いやすいものでありながら
シルバーの加飾やメタル調のパネルでクールにまとめられている印象。
質感も高く仕上がっています。

シートもサイズがたっぷりしており、サイドサポートの張り出しも大きくホールド性が高いです。
腰周りの支えもいいのですが、やや肩周りをラウンドさせすぎて窮屈な感じも。
クッションもフィット感はいいのですが、座面のお尻の部分が柔らかく、
太ももの裏の圧迫感が強いのが気になります。
後席は自然に座れる印象ですが、頭上の余裕は少な目。
荷室は標準的な広さがありまして、日常で不足はなく、ちょっとした旅行なら4人で充分行けるかと。

エンジンは1.8Lと1.5Lの2本立て。今回は1.5Lに乗ってきました。
実用域のトルクが充分にあるので、出足から充分な力がありますし、
バイパスの速い流れにもスムーズに乗ることが出来ます。
減速からの再加速や中間加速でも大きな不満はありませんが、
若干CVT的すべり感があるように感じられました。
取り立てて特徴的ではないものの、実用的なエンジンではないかと。

足回りはしなやかな印象で、マンホールの上などを通ってもしっかり受け止めて
くれるのですが、小さなギャップを通ったときは前輪はしなやかに通り過ぎても
後輪がコツッと硬さを感じることがありました。
コーナリングでは適度にロールしながらも安定している印象。
鼻先の動きにシャープ感は無いですが、素直に曲がっていくものです。
ステアリングは軽すぎず。ただもう少しインフォメーションが欲しいですね。

新型オーリス、大きく変わったデザインが印象的ではありますが、
乗ってみると想像したよりも平凡なハッチバックかなといった感じでした。
もちろん旧型よりも良くなっていますし、トヨタ車の中ではいい出来の車かと思いますが、
同クラスのライバルと比べてもフツーでコレといって印象に残らないと言うか・・・。
間違いなくアクセラやインプレッサを買ったほうが幸せになれるでしょう。

いずれ機会があれば1.8L&6MTのRSに乗ってみたいところです。
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by gutty355 | 2013-03-02 22:53 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「クルマらしさ無し、動く空間」篇

続きましてはトヨタの新型車、スペイドです。試乗車は1.3Xのシルバーメタリック。
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エクステリアの基本的なフォルムは旧型のポルテと共通するイメージですが、
サイドのプレスラインや部分部分で少しエッジ感が出ており、少し四角くなったかなと。
スペイドではシュッと尖ったヘッドライトのデザインによって少しクールな印象に。
なんとなくですが、bBやヴォクシーあたりと共通するイメージのような気がします。

インテリアはとにかく広い空間がメインといった感じで、運転席に座っても
車に乗っているような感じがしません。インパネも収納が沢山で家具の一部のよう。
インパネなどの質感はプラスチッキーではっきり言ってチープな印象です。

シートはサイズ的には充分ですが、クッションが薄くフィット感はもう一歩かと。
形状はそんなに悪くない感じだったのでもうちょっとしっかりしたクッションならなと。
後席も座面のお尻の部分が少し掘り下げてあるので、お尻がズレにくく、
結構快適に座れます。頭上やひざ周りの空間は広々してます。

荷室はそこまで広くないですが、買い物程度なら充分。
シートアレンジは豊富ですから、積もうと思えば結構色々なものが積めるのではないかと。

エンジンは1.5Lと1.3Lの2本立てで、今回乗ったのは1.3L。
旧型のポルテでは1.3Lでは所々でもう少しパワーが欲しいと感じましたが、
CVTと組み合わされたおかげか出足は不足なくスムーズに加速してくれます。
レスポンスはおっとりしていますが、少し速度を増したいときもちゃんと応えますし、
登り坂でもエンジンは少し高鳴りますが、旧型ほどパワー不足ではなく
CVTでしっかりキープして登っていってくれる印象です。街乗りメインなら充分かなと。

足回りはソフトタッチな味付けになっており、路面のギャップを超えても
柔らかく受けとめるのですが、ゆらゆらした揺れ感がちょっと気になるときも。
コーナリングではロール感が大きく、外側のタイヤに力が集中するような感じで
おっとっとという感じで外側に膨らむような印象でちょっと安定感には欠けるかなと。
ハンドリングはスローかつダルな印象で、ハンドルを切ってからよいしょ~っと
車の向きが変わるような印象。感触も希薄なのでカーブはちょっと怖い。
シャープさを求めるクルマではないですが、もう少しシャキッとしたフィールにならないものかと。

スペイド、走った印象やインテリアの雰囲気からして、
クルマというよりも空間メインのクルマなのかなと感じました。走る部屋といった感じ。
確かに凄い空間ではありますが、もう少し走りも良くならないかなと。
家族でドライブに行くにしたって、運転したくなる車じゃないと疲れるだけですしね。
個人的には、ポルテ・スペイドよりもスズキのソリオあたりのほうがおススメかなと。
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by gutty355 | 2013-02-13 23:55 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「カローラらしく、サッパリと」篇

続いての試乗記は新しいカローラアクシオ・フィールダーです。
展示車はアクシオ1.5Xのホワイトパールクリスタルシャイン、1.3Xのシルバーメタリック。
試乗車はどちらもフィールダー、1.8Sエアロツアラーのブラックマイカと1.5Xのシルバーメタリック。
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エクステリアは両タイプともにグッとオーソドックスな印象になり、旧型よりもコンパクトな印象。
突出して個性のあるスタイルではありませんが、昔のカローラの面影を感じられるような気がして
旧型の中途半端な印象のデザインよりカローラらしいスタイルではないかと個人的に思います。

インテリアは横一文字で立体的なインパネ周りになり、旧型の事務的なデザインよりも
印象的でありつつ使いやすくまとまっています。
ソフトな素材等は使われていませんが、見た目の印象は旧型より質感が上がって見えます。
上のグレードのファブリックが貼られたものだとより良く見えますね。

シートは旧型の柔らかく体を支えてくれないようなものから大きく変わり、
サイズ感自体はさほど変わらないもののやや硬さのあるしっかりとした感触のクッションになり、
背もたれの腰周りの支えも良くなり、サポート感もあるしっかりしたシートになりました。
後席もしっかりした掛け心地になり、ひざ周りなどのスペースも充分。

荷室の広さは両タイプ旧型とさほど変わらない感じ。
フィールダーはバックドアが樹脂製になっており、開閉がちょっと楽にできます。

1.5L・CVT車が遅れて発売だったため、先に試乗したのは1.8L。
軽くなった車体に1.8Lなので出足から鋭く、軽く踏み込むだけでパワフルに加速。
全体的に余裕があるので中間加速でももたつくことなく欲しい加速が得られます。
登り坂でも余裕があり、加速していける力がありますね。高速道路でも余裕で走れそうです。
次に売れ筋の1.5L。
こちらも実用域のトルクが充実しているので、出足から充分な力強さがあり、
そこからもスムーズに巡航速度まで加速していけます。
1.8Lに比べれば踏み込み量は多くなりますが、中間加速や登り坂でも踏み込んでいけば
しっかり力を発揮してくれるのでもどかしさは無く、旧型と比べると軽快感もある印象です。
この1.5Lの試乗車はスマートストップ装着車でしたが、停車すればスパッと止まって再始動も早く、
振動や音も気にならずに違和感無く乗れます。
個人的には充分なパワーで乗りやすい1.5Lがおススメかなと。

乗り味も1.8Lと1.5Lで異なる印象で、1.8Lのほうが硬めに味付けされたスポーティな感じで、
路面の凹凸を通ると少々ゴツゴツとした硬さが目立つ印象です。
そのかわりコーナリングでは姿勢変化が小さく、ハンドリングもクイックに動き、
操作に対してシャープな反応を見せつつ正確性も良く、意外にもスポーティに走るなと感じました。
1.5Lでは路面への感触が優しくなり、凹凸を通っても1.8よりストローク感のあるしなやかな印象。
橋の継ぎ目を通ってもしっかり受け止め、旧型より乗り心地は良くなっています。
コーナリングでは適度なロール感を伴いつつも動きが自然で旧型より安定感のあるものになり、
ハンドリングは1.8より穏やかな反応ですが、旧型のようなダルさは無く切り始めから素直に動き、
正確性も良くなっていて、ずっと運転しやすく違和感の無いものになったと感じました。

運転席に座った感じでクルマがコンパクトに感じられ、スッキリ立ったAピラーと広い視界、
5ナンバーサイズで運転しやすいですね。

新型カローラ、分かりやすく、使いやすくといったカローラらしさもありながら、
旧型より走りの面は良くなっていると感じ、安全装備も充実し、意外に印象のいい車でした。
このなんともいえないスッキリシンプルな感覚が何だか新鮮でもありましたね。

↓ はプッシュスタート無し車に付く、スタートボタン部を利用したコインホルダー。なかなかのアイディア装備。
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by gutty355 | 2012-06-28 23:01 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「スポーティというより上質的」篇

さて今回の試乗記は先日のヴィッツに続くG'sモデル、プリウスのG’sです。
試乗車はS“ツーリングセレクション・G’s”のホワイトパールクリスタルシャイン。
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先日のヴィッツG’sと同じく、トヨタが自ら開発・チューニングしたプリウスのスポーティモデル。
もちろん、足回り・ボディ中心でエンジン・トランスミッションはノーマルというのも同じ。

ヴィッツ同様大きく違うのがエクステリア。
専用の前後バンパー、大胆にブラックに塗られたフロント開口部周りはかなり印象強く、
ノーマルのクリーンなイメージの印象からすれば、「コレもプリウス?」と思うくらい
ヴィッツG’s以上にノーマルモデルとは別物であるという印象が強いです。
インテリアは、カーボン調とダークシルバーの使われたパネルでスポーティで質感も良い印象。
シートはG’s専用のもの。クッションはしっかりと硬めで、形状も良く腰の支えも良い感じ。
張り出したサイドサポートでホールド性も良好。

専用チューニングの足回りは走り出しから明らかに標準・ツーリングよりも
どっしりと重厚感があり、引き締まっているのですが低速域からスムーズに動くため
タイヤの薄さからの硬い感触はありつつもフラットで、踏み切りや橋の継ぎ目を通過しても
足がしっかり動くのでキャビンを揺すらず、見た目から想像するよりずっと乗り心地は良いですね。
補強されたボディは明らかにしっかりとした感覚ですし、
ヴィッツG’s同様ノーマルよりもビシッと真っ直ぐ走る直進性の良さも好印象。
コーナリングではロールが小さく、四輪がしっかりと接地している安定感の高いものに。
ハンドリングは切り始めの曖昧な感じが無くしっかり動いてくれる印象で、
滑らかに動くように感じましたが、ノーマル同様スローなセッティングはやや不満で、
全体的に車の動きが重々しいかなという印象。
ステアリングはしっかり重めで手ごたえのあるものになっており、ノーマルより感触も良いかと。

プリウスG’s、ノーマルとは明らかに違った乗り味になっており、
チューニングでここまで変わるんだなと感じさせる車でした。
スポーティというよりは上質な感じで、一クラス上のセダンのような感じでしょうかね。
一般の人が普通に乗るなら標準が良いかと思いますが、
普通のツーリングセレクションよりはこちらのほうが良いかもしれません。
ただ、よりスポーティ方向だったヴィッツG’sとは違う上質系な感じだった故に感じるのは、
普通のプリウスより走りが良くなっているのは確かですが、
他のメーカーであれば何でもないグレードからこの位しっかり走る車は多々あるわけで、
最初からこの位仕上げて出して欲しかったという本音。
284万円もするなら、輸入車だって充分射程圏内に入ってきますしねぇ。
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by gutty355 | 2012-02-27 23:15 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「RSで物足りないのなら・・・」篇

ちょいと久々の試乗記です。ヴィッツのG’sに乗ってきました。
試乗車はRS ”G’s” 5MTのスーパーホワイトⅡ。
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(スタッドレス装着のためホイールはノーマルではありません)

G’sとは、トヨタが自ら開発・チューニングしたスポーティモデルで、
第1弾はノア・ヴォクシー。その次に設定された第2弾がこのヴィッツで、第3弾はプリウス。
次はマークXに設定されると言う噂ですね。
他のメーカーでもチューニングモデルはありますが、このG’sは足回り・ボディ中心で
エンジン・トランスミッションはノーマルのままになります。

まず大きく違うのがエクステリアで、専用の前後バンパーで一気に尖ったイメージに。
車高が下がっていることもあってかなり違った雰囲気を醸し出しています。
リアビューはなかなかカッコイイですが、グリルレス風のフロントはややのっぺりしている感も。
インテリアは基本的には共通で、カーボン調パネルに赤いステッチ、アルミペダルという
定番のスポーティ演出が施されています。
シートは専用の生地になっていますが形状はRSと同じ。
充分なサイズで、クッションは少し柔らかさがありながらしっかり感のある感触。
形状としてはシンプルですが、腰周りのフィット感があり、張り出したサポートで
上半身のホールド性も充分かと。

専用チューニングの足回りは明らかに普通のRSより固められており、
路面のギャップを越えるとゴツっとした突き上げ感が感じられるものの、
補強されたボディのおかげなのか、しっかり受け止めるので思ったほど角の立つ印象ではなく
橋の継ぎ目程度ならいなしてくれるので極端に乗り心地悪いとは思わなかったですね。
普通のRSよりも直進安定性がよく、ビシッと真っ直ぐ走ってくれるのも好印象。
コーナリングでは抑えられたロールを伴いながら落ち着いた姿勢で曲がっていきますし、
ボディがしっかりしたおかげでハンドリングは切り始めがスパッと切れ味よく、
シャープにグイグイ曲がっていくよりスポーティな感覚のものに。

ただ、このしっかりした足回り・ボディなのに前述の通りエンジン・トランスミッションが
ノーマルなので、刺激にはやや欠けるのが残念なところ。
出足からしっかりトルクがあってスムーズに加速しますし、レスポンスも充分で
普通に乗る分には乗りやすいですが、普通のヴィッツの1.5Lと同じエンジンなので
吹け上がりの良さなどの気持ちよさはありませんし、MTも6速が欲しい。

ヴィッツG’s、普通のRSに比べてさらにスポーティな見た目・乗り味になっていて、
乗っていてもちょっと面白そうかなと思わせるクルマでしたが、
折角ノーマルよりもチューンされたモデルなんだし、もっと刺激をプラスするというか、
ホットハッチに仕立ててあってももっと面白かったかなと。
とはいえ、トヨタの中で走りに振った選択肢が増えたことは有り難いことです。
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by gutty355 | 2012-02-19 22:25 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「2つのツーリング」篇

今回もトヨタハイブリッドの試乗記なのですが、2車種の「ツーリング」をまとめて。

まずはアクアのツーリングパッケージ装着車。試乗車はGのブラックマイカ。
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スモークの入ったヘッドライトと16インチのホイールでノーマルよりグッとスポーティーに。
このホイールになることによってデザインが完成する印象。

インテリア・パワートレーンは同じで、違うのは足まわり。
専用チューニングのサスペンションが装着され、16インチになった故の
当たりの硬さはあるものの、足の動き出しがノーマルよりスムーズな感じで、
マンホールや道路の継ぎ目にちゃんと動く印象。
ただ、ストロークがやや不足しているのか橋の継ぎ目など入力が大きくなると突き上げ感があります。
コーナリングでのロール感はさほど変わらぬ感じですが、
4輪の安定感はこちらのほうが高く、しっかり感があります。

ハンドリングはノーマルより切れ味の良さがある印象で、切り始めからスッと動く、比較的自然なもの。
専用のアシスト特性となっていますが、ノーマルよりむしろ軽めな感触で、キビキビ感があります。
ですが、インフォメーションはやはり希薄ですね。


そしてもう一つの「ツーリング」はMCされたプリウスのツーリングセレクション。
試乗車はGツーリングセレクション・レザーパッケージのレッドマイカメタリック。
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エクステリアはホイールが異なってスタイリッシュ。
インテリアはブラックでしたが、引き締まった印象。レザーパッケージなので高級感もプラスされています。

シートは同じ形状ですが、革の張りで少し硬めの感触に。
パワーシートはランバーサポートの調節も可能で丁度良い腰の張りにできます。

パワートレーンは同じですが、違うのは足まわり。
標準グレードより硬く、道路の継ぎ目やマンホールを通るとゴツゴツした硬さを感じますし、
大入力ではビシッと強い突き上げが来ます。
コーナリングでのどっしり感は標準より高く、姿勢変化も小さいですが、
乗り心地とのバランスを考えると標準グレードのほうが好印象ですね。

ハンドリングは標準より切り始めのシャープ感があるように思いますが、
スローなセッティングはそのまま。
ステアリングはタイヤが太い分若干手応えが増すものの、
こちらもインフォメーションの希薄な違和感の残るフィール。

最上級グレードなのでヘッドアップディスプレイが付いていたのですが、
普通に前を見る視界にメーターが入るので見やすく、
ナビと連動して車線情報が出たりして便利です。


アクアのツーリングパッケージは、ノーマルと比べれば見た目も乗り味も良い印象でした。
どうしてもアクアを買うのなら付けたい装備。
一方プリウスのツーリングセレクションは、以前はこちらのほうが良かった印象でしたが、
今回は乗り心地の硬さが目立つ印象で、標準グレードのほうがおすすめかなと。
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by gutty355 | 2012-01-20 23:43 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「改良で乗り心地はアップ」篇

前回のRVRに続き、昨年後半に改良のあったクルマの試乗記を。
昨年末にMCされたプリウスに乗ってきました。試乗車はSのホワイトパールクリスタルシャイン。
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街に出れば山ほど見かけるおなじみのスタイルで基本的なイメージは変わりませんが、
ブラックで強調されたバンパー開口部や面白いデザインのホイールでグッと印象的に。
テールランプにしっかり赤い色が入ってリアビューもメリハリが出ましたね。
インテリアはほぼ変化無しで、以前のグレーの内装は安っぽく見えてしまっていたのですが
今回のアクアの内装色は印象がパッと明るく、見た目の質感も悪く見えない印象。
ただ、このクラスであればもうちょっとソフトな素材を使ったりして欲しいかなと。

シートは充分なサイズ。記憶に残る改良前のものよりクッションが柔らかくなったような印象。
座面・腰周りは沈み込んでフィットするような印象。肩周りがややラウンドしすぎな感も。
後席はもう少し座面長が欲しい感もありますが、座面・背もたれの角度は自然。
足元は広いですが、頭上は手のひらが1枚入る程度しかありません。

パワートレーンは変わらず、1.8Lエンジンにモーター。
改良前は出足から踏んでも踏んでものっそりとしか加速しなかった記憶がありますが、
今回乗ってみたら踏めばしっかり力が出てくるようになったような印象で、
滑らかに速度が乗っていくようになっていますし、中間加速や減速からの再加速などで
レスポンスが良くなって以前より乗りやすくなったように感じました。
登り坂でもレスポンスの良さでトルクフル感が強くなって、確かに大排気量車のようだなと。
パワーモードだとレスポンス・立ち上がりが一気に鋭くなり、高速での合流や追い越しなど
ここ一発の力が欲しいときに使えそうかなと。
ECOモードでは一気に鈍くなり、はっきり言って遅い。渋滞時ならいいかなと。

一番変化を感じたのは足回り。
改良前は妙にゴツゴツとしてあまり乗り心地がいいとは言えなかったですが、
ソフトタッチな感触はそのままに足の動きがスムーズになった印象で、
マンホールや橋の継ぎ目を通ってもちゃんと吸収するしなやかさがあり、
大きなギャップを超えても、揺れは来てもちゃんと角を丸めてくれるようになっています。
交差点などでのコーナリングでも以前のような足の伸びきったような印象ではなく
ロールさせながらも腰が落ち着いたような感触。乗り心地の快適性はアップしています。

ハンドリングは相変わらずスローで、交差点を曲がるだけでも普通より沢山ステアリングを
回さないと大回りしてしまいますし、正確さにも欠ける印象。
ステアリングはやや重みが増したようですが、インフォメーションは希薄で違和感が残ります。
鼻先も重く、コーナリングでの気持ちよさは感じられません。

もう一つ違和感が残ったのはブレーキ。
踏み始めはちょっと踏んだだけでガツンと効き、そこから先はかなり重いというか
踏み込むのに力が要るので上手く減速していけないです。
アクアのブレーキはもう少し自然なフィーリングだったので、余計に気になります。

スカットルが高いので前方の見切りが悪いですし、その上Aピラーが大きく寝ているので
運転席にいて全体的に前からの圧迫感が強いのも気になります。
ちょっと運転のしやすさには欠けるかなと。

新しいプリウス、以前に比べて乗りやすくなったように感じましたし、
乗り心地も良くなっているように思いました。ですが、走りに関してはまだまだ進化が必要。
普通に乗るにしても、ハンドリングとブレーキは要改善ですし、
同じようなクラスのゴルフやアクセラは走って気持ちいいですが、プリウスは眠たくなるような感じ。
トヨタ車っぽいといえば確かにそうだとも思いますが、もっと良くなれるとも思います。
燃費を良くすることや独特の走行フィールを楽しむクルマなのかもしれませんが、
基本的な走りの楽しさをもっと追求すべきじゃないかなぁと。
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by gutty355 | 2012-01-19 23:49 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(4)

新車見物・試乗記「プリウス+ヴィッツ÷2」篇

本年初試乗記は話題のハイブリッド、アクアです。試乗車はSのクールソーダメタリック。
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エクステリアは低く抑えられた全高が印象的なコンパクトさ。
曲線的ですが、個人的には抑揚を付けすぎかなとも思います。
結局プリウス風味と言うか、プリウスをこねてまとめたみたいな印象かなと。
海外では「プリウスc」のネーミングになるからなのかもしれませんが、
どれもこれもプリウス風味にまとめてしまうのはもったいないと思うんですけどね。

インテリアも、チープな印象を与えないためなのか複雑な形ですが、悲しいくらいに安っぽい。
170万円もするクルマのレベルではないと思います。
オプションのTFTディスプレイでは消費したガソリン価格や自分で入力した燃費と比べて
どれだけお得かガソリン価格で表示する機能もあるようですが、そこまで金額で気にするのは
ちょっと行き過ぎなようにも思いますがねぇ。

シートはシンプルな形状で若干柔らかさを持たせてあり、
腰周りのフィット感は悪くないのですが、クッションが薄くお尻の感触がイマイチで、
掛け心地はそんなに良いという印象でもなく。
後席も、座面が掘り下げられている分お尻は滑りにくいですが、
背もたれが立っている印象でこちらも掛け心地はイマイチ。
ひざ周りスペースはそれなりにありますが、空力のために後ろに行くにしたがって屋根が
下がっているので、頭上は髪が屋根に触れてしまうレベルでちょっと窮屈。

荷室は充分な広さがあります。開口部も大きいので積みやすそう。

エンジンは1.5Lのハイブリッド。旧型プリウスのものがベース。
現行プリウスと比べても出足からグッと力強く、スーッと滑らかに加速していきます。
確かに旧型のプリウスに近いような印象ですね。
キツイ登り坂でも1.5Lとは思えないくらいグイグイ登っていきますし、
立ち上がりでも爽快感があり、全体的にトルクフルな印象の乗りやすいものです。
トヨタのハイブリッドらしく、街乗りで走る分にはモーターで走る部分が多く
エンジンの存在感がありませんね。
ちょっと気になったのは、停止時にエンジンが動いている時のノイズが結構大きく耳につきます。

足回りはサラッとしたタッチですが、しなやかさには欠ける印象で、
路面の凹凸を通るとゴツゴツ感が強く、角は丸められているものの、
そのまま揺れになって伝わりますし、キレイな路面でも絶えず細かい揺れがある印象で落ち着きません。
コーナリングでは背が低い分ロール感も抑えられていますが、
コーナーの途中で凹凸があると若干不安定さが顔を出す印象。
ハンドリングはややダルめで、動きはキビキビ感がありますが、
中立付近の反応が曖昧で、ある程度操作したところからガバッと動くような印象。
ステアリングは若干重みを付けてありますが、インフォメーションの感じられない気持ちの良くない感触。
同じステアリングのプリウスもそうですが、ステアリング径が小さく操作が忙しくなる印象。
もうちょっと大きいほうが操作しやすいかと思うのですが。

アクア、低燃費で手の届きやすいコンパクトハイブリッドとして注目を集めていて、
すでに納車は半年待ちという状況のようですが、個人的にはプリウスとヴィッツを
足して2で割っただけのクルマという印象で、きっちり作られた味わいがあるわけでもなく、
魅力は感じませんでした。少なくとも半年も待って買うクルマではないかと。

よほど「ハイブリッド」が欲しいのでなければ、同じサイズ感ならデミオ・スイフト・スプラッシュ等、
同じ価格帯ならインプレッサやアクセラを買ったほうが味わい深いカーライフが送れるかと。
どうしても「トヨタのハイブリッド」が欲しいなら、プリウスのディーラー中古車でもいいんじゃないかと。

そういえば、アクアもサイド&カーテンエアバッグはオプション。標準化するという発表は何だったのやら。
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by gutty355 | 2012-01-06 22:41 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「欧州仕込みのスッキリ良きワゴン」篇

ここで一つ試乗記を。
新型になって再び導入された、アベンシスワゴンに乗ってきました。試乗車はXiのブラックマイカ。
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旧型は質実剛健な印象だったエクステリアは、ぐっとスタイリッシュに。
写真で見たときはう~ん?と思ったのですが、実物を見てみると、
つりあがったライトの顔つきは精悍で、ぐっと張り出したショルダーラインで力強く、
滑らかに下がってくるルーフラインとリアの流れも自然。
写真では地味に見えたリアビューもむしろすっきり程好い印象で、写真で見るよりカッコイイです。

インテリアはこのクラスではシンプルですが、変に高級にしようとしていないので
むしろスッキリサッパリと好印象。質感自体も充分だと思います。
唯一気になったのはウインカーとワイパーが輸入車同様逆についていること。
旧型はちゃんと日本車仕様になっていたと思うんですが・・・。

シートはまずサイズがたっぷりとしており、クッションにしっかりとした厚みがあるのはもちろん、
適度に柔らかさを持たせてありつつも、しっかりとコシがあって体を支えてくれます。
腰の部分にはしっかり張りがあってスッと背筋が伸び、肩周りのフィット感も良好。
サポートも適度に張り出していてホールド感も良く、体を包み込むような感触でなかなか好印象。
後席もサイズ・厚みがしっかりあり、形状も体によくフィットしますし、
座面が少し深くなっているのでお尻が滑っていかないようになっています。
頭上、ひざ周りの空間もたっぷりとあり、いたって快適。

荷室も思ったより広々。タイヤハウスも張り出しが小さく、見るからに使い勝手のよさそうな印象。
床下収納もたっぷりと。テールゲートも軽くて閉めやすいです

エンジンは2Lのバルブマチック付き。
意外にも低速からトルクがしっかり出ていて、出足からスッと軽やかな感じで、
加速もちゃんと力を感じながら滑らかに伸びていきます。
登り坂に差し掛かっても、思ったほど踏み込まなくても力を出してくれるので
ストレス無く、スルスルっと余裕を持って登っていきます。
中間加速もアクセルに対して滑らかにちゃんと伸びていきますし、
角を曲がってからの立ち上がりもグッと力強く、なんだかスッキリ爽快な感じで乗りやすいです。

トランスミッションはCVTですが、今まで乗ったトヨタのCVTで一番自然。
アクセルの踏み込みと速度の上がり方と回転の上がり方も自然ですし、レスポンスも良好。
エンジンとのマッチングが良いのかなぁと思ったり。

足回りは硬さのあるしっかり感の高いものですが、しなやかかつストロークがちゃんとある印象で、
マンホールの上を通っても足だけがタタッと動いて余計なショックが無く非常にフラット。
路面が細かく波打っているようなところでは若干硬さが顔を出しますが、
当たりがやさしいので角が取れていて不快感は全然ありません。
コーナリングでも4輪が路面を掴んでくれるような感触で、しなやかな安定感。
適度なロールを伴いながらすごく自然な動きで車が曲がっていく感じです。
ハンドリングは操作に対する反応は穏やかでありながら切り始めからちゃんと反応して、
切った分だけしっかりと正確に曲がってくれる印象です。
スパッと動かしても穏やかに滑らかに動くので、落ち着いて運転できるかと。
ステアリングはやや軽めでありながらちゃんと手ごたえのあるもので、落ち着いたフィーリング。
良いのですが、個人的にはもうちょっと重めで中立でどっしり落ち着いても良かったかなぁと。

視界は広めで、ミラーの前に三角窓風に窓があるので斜め前方が見やすいですね。
車両感覚は比較的掴みやすいほうではないかと思います。

新しいアベンシス、旧型同様分かりやすく飾り立てたところは無いものの、
運転していて感じられるしっかりとした造り、品質感は日本向けのトヨタ車では
感じられないものであり、このクルマの大きな魅力であると思いました。
旧型よりスタイリッシュになり、欧州仕込みの快適性、ワゴンとしての使い勝手も良好。
しっかり造られているのにスッキリした味わいの走りは思ったより好印象でした。
安全装備ももちろん充実、250万円なら充分にお買い得かと。
スズキスプラッシュと同じ匂いのするクルマかも・・・と思ったり。

しかし、欧州向けのトヨタ車はちゃんと出来てるのに、日本向けももっと頑張って欲しいもんです。
日本を考えてあれなのか、手を抜いてるのか。どちらにせよ日本のユーザーを軽く見すぎでは。
FT-86なんか出す前に、ヴィッツやカローラをもっと真面目に作って欲しいところ。
もう、アベンシスみたいに全車欧州仕様そのまま持ってきたら?と思ってしまいます。
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by gutty355 | 2011-11-16 22:46 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)


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