カテゴリ:新車見物・試乗記 トヨタ( 37 )

新車試乗記「ハイブリッドタマゴ」篇

ここで一つ試乗記を。エスティマハイブリッドに乗ってきました。
試乗車はXのホワイトパールクリスタルシャイン。
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エクステリアは、代々続いているたまご型。立派なサイズでなかなかのボリューム感です。
旧型ほど未来的な感じはしないものの、適度にメッキが使われていたりして、
普通のエスティマよりも高級感が漂っていますね。

インテリアも同様で、非常に質感高く、高級車といった印象ですが、
アルファード系ほどゴテゴテしておらず、個人的にはこちらのほうが好印象。
ただ、下のグレードでも400万円近くするのに、ステアリングとシフトノブが
革巻きではないのは不満。

シートはたっぷりとしたサイズで、クッションは柔らかめで沈み込むように
フィットします。もう少し体が落ち着くともっといいのですが。
座面の後傾角がパワーシートでなくても調整できるのはいいですね。
2列目は広々とした空間で、サイズ・厚みもたっぷりしていて掛け心地良く、
とてもゆったりとくつろげる印象です。
3列目はやはり床下に収納するためか、座面・背もたれともに少し短く、
クッションも薄いですし、着座位置が低く、もも裏が浮いてしまいます。

荷室は、3列目を使うと奥行きは小さくなるものの、床が深くなっているので
意外と使えそうな感じですし、3列目は半分ずつ格納できるので使い勝手も良好。
2列目は8人乗りだとチップアップスライドが可能ですが、
7人乗りだとそのまま目いっぱい前にスライドするしか出来ないので、
奥行きに大きく差が出ます。大きなものを積む方はご注意を。

それでは試乗。
スタートスイッチを押してもまったく無音なのは他のトヨタハイブリッドと同様。
出足はモーターのみで走り出すのですが、思ったよりももたつくような印象。
結構大きく踏んであげないと結構のっそりした感じです。
エンジンがかかると一気に分厚いトルクが立ち上がるような印象で、
グワッと湧き上がってくるようなパワー感で、どんな状況でも余裕で走れそうです。
巡航時は非常にスムーズで、静粛性が高く、まさに滑るように走っていきますね。
恐らく高速道路でのクルージングはものすごく楽でしょう。

足回りはソフトな味付けで、路面のさまざまなギャップをしなやかに
受け流していきますが、大きなギャップを越えたときには少々フワンフワンとした
動きが気になります。
コーナリングではロール感は大きいですが、意外に接地感が高くて安定感は充分。
スポーティさは無いですが、乗員全員が快適な乗り心地で移動できるという感じでしたね。
その代わり、運転席に座る人は運転手な感がありますが・・・。

ハンドリングはややスローでダル目なセッティングで、反応は至って穏やか。
ステアリングは意外に軽めで、インフォメーションは薄めです。
操舵してからワンテンポ遅れてクルマが動いてくるような感じですが、
このクルマにはこの味付けが合っているように思ったり。

ガラスは大きいですが、大きく倒れこんだAピラーは少々圧迫感がありますし、
前方の感覚は分かりづらく、結構慣れが必要かもしれません。

エスティマハイブリッド、現在ミニバンでは唯一のハイブリッド車ですが、
他とはちょっと違うパワー感のエンジンと乗り心地の良さで、
大人数で遠出をする機会が多い方なら結構オススメかもしれません。
たっぷりの予算で高級ミニバンを買うなら、少しでも燃費は良いでしょうし、
アルファードよりはこちらがいいんじゃないかと。

ただ、普通に普段使いがメインでミニバン検討中で、ハイブリッドという
言葉だけに惹かれて買うと、普段は持て余すボディ、取り回しに後悔するかも。
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by gutty355 | 2010-03-17 23:10 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「白いナンバーの軽自動車」篇

では今回は新型パッソの見物・試乗記です。試乗車は1.0Xのキナコメタリック。
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エクステリアは、張り出したフェンダーが踏ん張り感を感じさせるものの、
全体的には丸みが増して、かわいらしい、ファンシーな雰囲気でより女性向けな印象。
パッソらしさは残っているものの、全体的なまとまりは旧型のほうが上だったように思います。

インテリアは質素というか、チープで、100円ショップのプラスチック製品のような質感。
値段を考えれば仕方ないのかもしれませんが、旧型はもっとデザインにも
遊び心があったのに、新型はあまりにも退屈。質感も含めて最近の軽のほうが良い感じ。

シートはハイバックで、背もたれの高さは充分にあるものの、座面は短く、幅も少なめ。
クッションは妙な硬さでフィット感はいま一つ。もう少し腰の張り出しとホールド感も欲しい。
ただ、旧型のブヨブヨしたクッションで背もたれ形状も悪く、
30分も乗れば腰が痛くなってくる最悪なシートよりは良くなった印象。
後席もクッションが妙に硬く、座面・背もたれ共に短く、座り心地はまあまあかな。

小さい車なので荷室はそれなりの広さですが、普段使いでまず困ることは無いでしょう。
ただ、+hana以外は分割シートが付かなかったり、前倒しの際の背もたれの
ロックの解除がやりにくかったり、座面を前に出さないとフラットにならなかったりと
使い勝手はもう一歩かと。

1Lのエンジンは必要十分といった感じ。
平坦な街中であれば問題はなさそうですが、登り坂ではもうちょっとパワーが欲しいですね。
ATからCVTになったことで、旧型より出足は鈍くなったように感じるものの、
旧型のようにスロットルが過大に開くセッティングではないので、新型のほうがまだ自然。
ただ、この車もかなり回転を低く抑えるCVTなので、20km/hあたりで
ガクッと回転が落ちるのは違和感が強いですし、レスポンスも悪いです。
ノイズもやや耳に付くものの、旧型ほどうるさくない感じ。

足回りはソフトタッチなものの、しなやかさには欠ける印象。
ギャップを越えても角が丸いのですが、ボヨンボヨンしたゴムっぽい感触で、
足がちゃんと動いている感じがあまりしません。
コーナリングでは変に足が伸びたような感じで少々腰高なロール感。
アンダーも強く、ちょっと頼りない印象。

ハンドリングは正確さに欠けるものの、スローすぎずクイック過ぎず、
反応も穏やかでクルマの性格にあったもの。
ステアリングは旧型より重めな印象で、しっかり感は増しています。

アイポイントが高いのですが、以外に寝ているAピラーは少々圧迫感があり、
フロントウインドーの上端が視界に入ってちょっと邪魔。
シートリフターは+hanaにしか付かず、オプション設定もないので調整は不可能。
小回りは利くので、街中は楽に走れるでしょう。

新型パッソ、デザインもパッソっぽく、近所の買い物なら充分な感じもしますが、
コンパクトなら近い値段でもっとしっかりしたスイフトやデミオに手が届きますし、
近所だけと割り切るなら軽自動車のほうが満足できると思いますね。
ただ、VSC&TRCがオプションで装着できるのは大いに評価できると思います。

確かトヨタはサイド&カーテンエアバッグを全車に標準装備していくと
言っていたはずなのですが、今回のパッソはメーカーオプション。
設定されているだけ良いとも言えるのですが、約束を破ったのはどうかと。
価格を抑えるためなのかもしれませんが、数万円高くなっても、その安全装備が
どれほど重要な装備なのか教えていくのが大切ではないかと思うのですが。
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by gutty355 | 2010-03-11 23:58 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「1Lより上質フィール」篇

今回は試乗記を。
注目のCR-ZはMTの試乗車を見つけまして、乗りに行こうと思ってますので、
もうちょっと待ってください・・・。(^^;)

今回は追加されてから気になっていた、iQの1.3Lです。
試乗車は130Gのコバルトブルーメタリック。
ちなみに、以前の1Lモデルの試乗記はこちら。レンタカー記はこちら。
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(写真は以前メガウェブで撮影した1Lモデルのモデリスタエアロ付き)

レザーパッケージや特別仕様ではない普通のグレードということで、
エクステリア・インテリアは全く一緒。ということで、早速試乗です。

出足の一発目のダッシュは1Lモデルとさほど大差ない感じですが、
そこから加速していった時の伸びの力強さは1.3Lのほうが上。
巡航に入ってしまえば、こちらもさほど変わりないものの、
追い越しなど、中間加速でのレスポンスが良く、より乗りやすい印象です。
一番大きく違うのは、振動・ノイズの面。
アイドリング時の振動も小さいですし、
1Lモデルでは、加速時や60km/h程度での巡航時にステアリングがブルブルと
振動するのが非常に気になりましたが、1.3Lでは気にならず。
音質の違いもあると思いますが、加速時のノイジーさも抑えられている印象。

CVTは他のトヨタのCVTと同じく、巡航時はかなり回転を低く抑えるセッティング。
エンジンが違うからか、ヴィッツ等に比べてスロットルの開き方が比較的自然で
さほど乗りにくさは感じなかったですが、
20km/hを越えたあたりで一気に回転が下がるフィーリングは違和感が強いです。

足回りは、基本どっしりとフラットですが、1Lモデルよりもちょっと硬いような印象。
凹凸が多いような路面では少々バタつくような感じですし、
角が丸いのでさほど不快ではないものの、突き上げ感もちょっと強い。
ホイールベースが短いゆえのピッチング方向の揺れも、
こちらのほうが目立つような気がしました。
コーナリングではほとんどロールせずに曲がっていきますし、
クイック目なハンドリングとあわせて、本当にクルクルっと向きを変えていく
独特な感覚で、なかなか面白いですね。
ステアリングも重めで、トヨタ車にしては自然なフィーリングな印象。

iQ、普通に使う分の動力性能は1Lでも充分だと思いますが、1.3Lのほうが
より上質なフィーリングで、こちらのほうがiQのプレミアム感に合っているように思いました。
これならヴィッツより良いかも。

次回試乗記はプチトヨタつながり、新型パッソの予定です。
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by gutty355 | 2010-03-09 23:25 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「カローラのハッチバック」篇

今回も試乗記を・・・。前回のヴィッツとトヨタつながりでオーリスです。
試乗車は150X Mパッケージのホワイトパールクリスタルシャイン。
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(写真のグレードはRS。メガウェブで撮影したものです。)

少しバンパーやライト類が変わり、MC前はヴィッツをそのまま大きくしたみたいだった
フロントマスクはちょっとスポーティになりましたね。
ただ、エアロ風になったリアバンパーは全体的に見たときにちょっとバランスが悪い印象。

インテリアは相変わらず特徴的なセンターコンソールが目を引くものの、
質感はいまひとつといった感じ。
サイドブレーキのボタンが普通の位置に変えられており、使いやすくはなったものの、
デザインはチグハグになっちゃいましたね。

シートは充分なサイズで、サポート感も悪くなく、トヨタ車の中では悪くない感じ。
もうちょっと腰周りのフィット感が良くなるといいかなと。
後席は、頭上もひざ周りも余裕は充分。フラットなフロアは後席に座る人に嬉しいところかも。

では試乗。
出足は意外に鋭く、実用域でのパワーは充分。1.5Lでも不足は感じませんね。
ただ、他のトヨタ車と同じように、CVTに違和感を感じます。
MC前はあった、速度が付いてこないような感じはわりと自然になっていますが、
巡航時の回転数を非常に低くするようはセッティングで、
エンジンがブルブル言いながら走るのは気持ちの良いものではありません。
じわっと踏んでも反応せず、もう少し踏むとガバッと加速し、ゆるめると一気に回転が下がる、
ヴィッツやカローラと同じような運転のしにくい印象です。

足回りは、どちらかといえばやわらかめかなぁといった感じ。
ですが、路面のギャップを越えたときなど、結構鋭いショックを感じます。
コーナリングではロールが大きめで、粘りはするものの接地感が薄く、
あまり安定感が高いような印象は受けませんでした。
ロードノイズの侵入が大きいのもちょっと気になりましたね。

ハンドリングは若干ダルめな印象。
中立付近の不感帯みたいな部分が大きく、イマイチ正確性に欠ける感じ。
ステアリングは軽く、インフォメーションは希薄。中立での落ち着きも足りないです。

スカットルが妙に高いので前方の感覚は非常にわかりにくく、
太く寝ているAピラーも邪魔になります。

オーリス、今回MTのRSグレードが追加されたりして、
走りも結構しっかりと改良されたのかなと思っていたのですが、
乗ってみた感じは単にカローラのハッチバックと言った印象でした。
まあ、カローラよりも室内は広く、若々しさのあるスタイリングですが、
これといってこのクルマを選ぶ理由が見つからないかなぁと。
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by gutty355 | 2009-12-22 23:36 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「結局トヨタ味」篇

今回も試乗記を。
ラフェスタ・旧アルトに続いて、モデル末期?なクルマの試乗記第3弾、ヴィッツです。
グレードは1.3U、ボディカラーはブルーマイカメタリック。
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全体的にずんぐりしたスタイルは、小動物的な可愛らしい感じですね。
トヨタ車らしく?そこまで個性が突出していないので、万人がとっつきやすいスタイルだと思います。

インテリアは、見た目の質感だけでなくステアリングなどの手触りもちょっと安っぽい印象。
エアコンの操作系が縦に3つ並んでいますが、一番下は遠く、シフトレバーと重なるので
あまり使いやすいともいえないです。

シートは充分なサイズがあり、クッションはやや固めでホールド感もまずまず。
以前レンタカーで乗った時より良い印象だったのですが、グレードによってシートが違うようで。
Fグレードのシートはあまり良くなかったので、Uグレードのものに統一しても良いのでは。
荷室は平均的なレベルかと。フロアボードでフラットな荷室を作れるのは便利ですね。

では試乗。
出足がすごく鋭いというか、過敏な感じで、トヨタ車に多い過大な開き方をする
スロットルなので、アクセルワークが非常にやりにくい印象。
パワー自体は不足なく、上り坂でも非力感はないですね。
CVTも、MC前は回転ばかりが上がって速度が付いてこないような違和感が
強かったのですが、わりと自然になっています。
ただ、巡航時の回転数を非常に低くしているようで、中間加速ではちょっともどかしい時も。
じわっと踏んでも反応せず、もう少し踏むとガバッと加速し、ゆるめると一気に回転が下がる。
ONかOFFみたいな感じになってしまい、ちょっと運転しづらいなぁと。

乗り味は基本的にソフト指向なのですが、大きなタイヤのせいでコツコツした硬さが目立ちます。
その分、コーナリングでの踏ん張り感はこちらのほうが高く、不安感も少ないのですが、
乗り心地は14インチのモデルのほうが上かと。
ハンドリングは若干クイックめな印象。反応は穏やか。
ステアリングは軽すぎで手ごたえが薄く、中立付近でもイマイチ落ち着かない。
インフォメーションも非常に希薄で、カーブや曲がり角は少々怖さすら感じます。

ヴィッツ、トヨタ車のなかではわりとまともな印象なのですが、
走りの部分ではちょっと残念なところも目立つような感じがしました。
1Lモデルも以前レンタカーで借りたことがありますが、燃費は悪くないものの、
エンジンがノイジーで振動も大きく、安っぽいフィーリングなので、お勧めできません。
同じくレンタカーで借りた、1.3L・4WD・4ATモデルは、
燃費はあまり良くなかったですが、違和感は少なかったですね。
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by gutty355 | 2009-12-21 23:41 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「割安なFRトヨタセダン」篇

久々の試乗記です。マークXを見て乗ってきました。
試乗車は250G Sパッケージのホワイトパールクリスタルシャイン。
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エクステリアは旧型と共通するイメージで、エッジが強調されたような印象。
スタンダード・スポーツタイプのフロントバンパーはちょっと余計なラインが多くて
煩雑な感じがしますね。プレミアムタイプが一番良さげです。
リアビューも、旧型よりも少し平凡な感じになってしまったのが残念。

インテリアは、木目調パネルやメッキが使われて分かりやすい高級感の演出が
されています。質感は高い印象ですが、ちょっと派手な感じがします。

シートは充分なサイズがありますが、少し柔らかめのクッションは
ちょっとコシが足りないような印象で、長時間乗ったときが少し心配です。
背もたれの形状もいま一つでしたが、ランバーサポート付きならもうちょっと良いのかも。
後席は足元のスペースは充分ですが、頭上の余裕が無く、髪の毛が触れている状態。

走り出すときに気になったのが、アクセルペダル。
最初の動きが重いので、微妙な踏み方がやりづらく、発進時の加速が唐突になってしまう感じ。
出足からパワーは充分で、スムーズなATとあわせてスルスルと加速していきます。
坂道や合流でも不満の無い動力性能ですが、アクセル操作に対するレスポンスが
あまり良くないのが気になりました。静粛性は非常に高かったですね。

足回りは柔らかめで、路面の凹凸は柔らかく受け止めるものの、
そんなにフワついた感じは無く、しっとりとした乗り味です。
コーナリングではそれなりにロールを感じるものの、そんなに不安定感は無く、
とても良い感じではないものの、大きく不満も感じないといったところ。

ハンドリングはややクイックな感じですが、ちょっとわざとらしい感じのする味付け。
もう少し正確性の高さが欲しいですね。
ステアリングは軽く、インフォメーションも物足りない印象。

ボンネットが高いような感じで前方の感覚が掴みづらいですし、
フロントガラスの縦方向が狭いような感じで圧迫感があって、
あまり運転しやすいとは思えませんでしたね。
2車線並んで右折するような状況では隣の車との間隔が分かりづらくてちょっと怖かったですし。

マークX、トヨタの中でもわりと走りの部分を売りにしているクルマなので、
どんなもんなのかと思っていましたが、結局普通のトヨタのセダンといった感じでした。
値段の割には装備が充実しているので、お買い得ではありますが。
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by gutty355 | 2009-11-12 23:03 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「シブい、スポーティセダン。」篇

今回は試乗記を。カローラアクシオGTに乗ってきました。
ボディカラーはスーパーホワイトⅡ。
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エクステリアは基本的に普通のカローラと共通ですが、
グリル・スポイラー類と17インチのホイールでスポーティ。
全体的に控えめなので、派手ではなくシブい雰囲気になっています。
街で見かければただ地味なクルマなのに、GTだとちょっと良いかも?と思えるのが不思議。

インテリアはいたって普通のカローラのMT車といった感じ。
せめてフィールダーと同じブラック内装にするとか、もう少し特別感が欲しいですね。
シートも普通のカローラと共通で、印象はフィールダーの時と変わらず。
交換を前提に考えているのかもしれませんが、もっとスポーティなシートが欲しかったですね。
250万円もするのにインテリアの印象が営業車のカローラと一緒じゃねぇ・・・。

走り出すと、思ったより低速トルクがあって意外と乗りやすいですね。
CVT車のような不自然なスロットルの開き方も無くて自然です。
2速や3速で踏み込んでいくと、「ヒューン」というターボらしい音と共に
グイグイと加速していきます。
高回転まで気持ちよく回ってくれる感じではないので、突き抜けるような感覚はないものの、
充分にターボ車らしい加速を感じることができます。
ターボの効き方もドッカンではなくスムーズに効いていくので、扱いやすいと思いましたね。
フィールダーではノイジーに感じたエンジン音も、GTではむしろスポーティな感じ。

少し重めのクラッチペダルは、戻りが少し強めなので気をつけないと上手く繋げません。
もちろん、慣れれば気にはなりませんが。
マニュアルシフトはストロークもやや大きめで、フィーリングは特段良くも悪くも無く。
ギア比も含めて、普通の乗用車のマニュアルといった感じ。

乗り味は硬め。
路面の凹凸を越えると、それなりにショックは感じるものの、
全体的にはそんなにゴツゴツした感じもなくフラットな印象で、
ロール感はとても小さく、コーナリングでの安定感も高いですね。
全体的に接地感の希薄なノーマルの足回りよりも、こちらのほうが好ましく思えました。

ハンドリングは反応が少しシャープになったかなといった感じ。
タイヤが太くなった分、少し手ごたえは増しているものの、
ステアリングは軽めでまだインフォメーションも薄い印象。
そんなにクイックではないので、スポーツ感のあるハンドリングといった感じではないかなと。

カローラアクシオGT、トヨタにしては珍しいスポーツモデルで
確かに走りも普通のカローラとはちょっと違うものになっていました。
ただ、あくまでカローラのセダンだからなのか、スポーツモデルとはいっても
そこまでスポーツ感が強くなく、そこが扱いやすい感じでもあるのですが、
もう少し刺激というか、スポーツ感が強くてもいいかなと思ったりしました。
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by gutty355 | 2009-10-23 23:53 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「一歩、高級に」篇

最近デビューのクルマの試乗記その2。新型プラドです。
展示車はTZ-Gのブラキッシュレッドマイカ、試乗車はTXのグレーメタリック。
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旧型のわりとエッジの立ったゴツゴツした感じのデザインから、
新型は張りのあるマッチョなデザインになった印象です。
顔つきはなんとなくマジェスタっぽい感じもあり、高級感も感じさせます。

インテリアは非常に質感高く、最上級のTZ-Gでは運転席周りの雰囲気は
まるで高級セダンのよう。個人的にはTXの質感高いながらもさっぱりした感じのほうが好印象。

シートはたっぷりとしたサイズで、ランバーサポートなど細かく調整でき、
フィット感・サポート感も上々。クッションもやや硬めで疲労感は少なそうです。
2列目も充分なサイズがあり、頭上・足元も広いですし、7人乗りならさらにスライドも。
3列目はかなりシンプルというか、簡易的。サイズもかなり小さめで姿勢は体育座りな感じです。

荷室は充分広く、3列目の収納も簡単で床もフラットになるのですが、
その代わりドアの開口部より床が高くなるので、重たいものを載せる時は少し大変かも。
5人乗りだとドアの開口部の高さそのままの床の高さになるようです。
新型からガラスハッチも付いて、利便性が上がっていますね。

今回試乗したのは2.7Lのモデルでしたが、出足から力強く、たっぷりとしたトルクを
感じさせてくれます。中間加速でも、大きく踏み込まなくても力強い加速を見せてくれますし、
登り坂ではATの変速制御と合わせてグイグイと登ってくれます。
2トン以上ある車重ですが、2.7Lのエンジンでも特にアンダーパワーは感じず、
むしろ力強さを感じさせるエンジンでした。
4Lならもっと余裕があるんでしょうけど、2.7Lで充分ではないかと。
上り坂では少しエンジン音が入ってくるものの、静粛性も高く、ATの変速もいたってスムーズ。

足回りはどちらかというと柔らかめで重厚感があり、マンホールなどちょっとしたギャップは
何も無かったかのようにしなやかに受け流してくれますが、路面のうねりを越えたときに
車のふわんふわんとした揺れの収まりが少し遅いのが気になりました。
ブレーキング時のノーズダイブも大きめですね。
コーナリングではやや大きめのロールを伴うものの、タイヤはしっかりと
路面を捉えているような感じで、どっしりとした安定感を感じさせてくれます。

ハンドリングはややダルめの反応ですが、この車には合っている印象ですし、
適度にクイックなので沢山ステアリングを回さないと曲がりきれないような感じは
全くありませんでした。
ステアリング自体は意外に軽めで、個人的にはもう少し手ごたえがあっても良い感じ。

大きなボディですが、見晴らしが良いのでわりと感覚は分かりやすいです。
ですが、交差点で曲がって、曲がった先の車線に入っていく時など、さすがに大きさを感じますね。

プラド、内外装はもちろん、乗り味も高級感を感じるものになっており、
結構良く出来ていると思う一方、都会的なSUVはハリアーに任せて、
プラドはもう少しワイルドさがあっても良かったんじゃないかと。
さらに言えば、このジャンルで最近増えてきたクリーンディーゼルの設定も欲しかったかなぁと。
そういえば、2ドアは無くなったんですね。売れないんでしょうけど、なんとなく淋しい感も・・・。
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by gutty355 | 2009-10-07 23:37 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「プリウスという乗り物」篇

新型プリウスを見て乗ってきました。
展示車はLのアイスバーグシルバーマイカ、
試乗車はSのレッドマイカメタリックとSツーリングセレクションのブラック。
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シルエット的には旧型と変わらないので、正直そんなに新しい感じはしないものの、
全体的にかなりエッジが強くなった印象。
サイズも旧型よりさほど大きくなっていないものの、幅の広さが強調された感じがします。
内側がブルーになっているエンブレムは何とも安っぽいのが・・・。

インテリアに質感は旧型より少し落ちたような印象。
見た目にはそんなに悪くないものの、ステアリングなどの手触りに安っぽさを感じます。
旧型と違い、センターコンソールの繋がった形状となりましたが、
大きく、高くなったコンソールは少々圧迫感があるというか、邪魔な感も。
シフトレバー下の小物入れも使いにくいですし、インパネシフトのままでも良かったのでは。

シートのサイズは旧型より大きくなり、充分なものの座面が不自然に硬く、
圧力がお尻に集中するような感じ。
背もたれの形状も悪く、猫背な姿勢を取らされる感じで、
コーナリングで体も安定せず、今一つ体に合わない印象。
後席の居住性は旧型とさほど変わらず。
足元は広いものの、頭上の余裕は意外に少ないです。

それでは試乗へ。
旧型同様、ブレーキを踏んでスイッチを押すと、音も無く走行可能状態になります。
クルマというより、電化製品のような感じ。

走り出すと、さほど力強くは無いものの、滑らかな加速。
40~50km/hあたりまでモーターで走るので、音も無く転がっていきます。
速度が上がっていくと途中でエンジンがかかるのですが、振動も無く、
エネルギーモニターを見ていないと気がつかないですね。
坂道や中間加速でも不足は感じませんが、驚くほどパワフルといった感じでもないかなという感じ。
2L車くらいかなといった印象です。
エネルギーモニターですが、メーター内にあるのは良いのですが、
遠くなった上に表示が小さく少々見づらかったですね。

ただ、走行モードをパワーモードにすると、一気に加速が鋭くなり、
通常モードではアクセル操作に対して半テンポ遅れて加速してくるようなレスポンスが
よりダイレクトに反応するようになり、かなりパワフルな感じ。
こちらだと確かに2.4L並みかも。

一方、エコドライブモードにすると、かなり加速が鈍くなり、
レスポンスもかなりまったりとしたものになります。はっきり言って、遅いです。

ブレーキは相変わらずちょっと踏んだだけでガツンと効くカックンブレーキ。
しかも、そこから踏み込んでいっても効きが増していかないような感じで、
上手く減速できない感じがしました。

足回りも相変わらず、ソフトな感触の割には足が動かず、普通に走っている分には
普通に落ち着いているのですが、荒れた路面を走るとゴツゴツ感が気になります。
コーナリングでの安定感はまずまずといった感じですが、4輪の接地感は乏しいです。
17インチになるツーリングセレクションだと乗り心地が悪くなるかと思いきや、
むしろ足の動きが良いような感じで、しっかり感が増していながら
しなやかさもあり、こちらのほうが乗り心地がいいような感じ。
コーナリングでの安定感もこちらのほうが上。

ハンドリングが結構スローで、普通に曲がり角を曲がるだけでも沢山ハンドルを回さないと
大回りしてしまうような感じ。
さらに、ステアリングインフォメーションが全く感じられず、
タイヤが路面に接している感触が全く手に感じられないので、
非常に気持ち悪いというか、怖いというか。まるでテレビゲームのようでした。
ツーリングセレクションでは、タイヤが太い分多少手ごたえは増すものの、
こちらもインフォメーションは希薄。

前方の見切りが悪く、大きく寝ている上に太いAピラーが右左折の際に邪魔になるのも
気になりましたね。

新型プリウス、発売前からかなり話題になっており気になっていましたが、
確かにプリウス独特のフィーリングもあり、値段も安くなったものの、
走りの部分に関してはイマイチとしか思えなかったですね。
面白みが感じられないのはもちろん、それ以前の基本的な部分がしっかり出来ていないような
感じすら受けました。
ハイブリッドで燃費が良いのは分かりましたが、走りの部分のことも考えて欲しいものです。
というか、そっちのほうが大事じゃないかと。

もはや、クルマじゃなくて「プリウス」という乗り物なのかなぁなんて思ったりして。
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by gutty355 | 2009-06-09 23:35 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「普通に乗っても不満が出そう」篇

ゴルフに乗ってみて、果たして日本の大衆車はどんな感じなのか気になり、
カローラフィールダーに乗ってきました。試乗車はX GEDITIONのレッドマイカメタリック。
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エクステリア、インテリアともに非常にオーソドックスなデザイン。
取り立てて個性は感じられないものの、万人がとっつきやすいデザインではありますね。
内装の質感も、正直言って安っぽさがにじみ出ているような印象。
旧型のほうがレベルは高かったように思います。

シートはサイズが小ぶり。
クッションも、体の圧力が分散されずにお尻に集中するような感じで、
もう少ししっかり感のあるものにして欲しいです。
背もたれの形状もイマイチで、腰の部分が引っ込んでいて腰を支えてくれない上に、
肩から背中にかけてが浮いているような感じで猫背な姿勢になり、
長時間乗っていると確実に疲れそうなシートです。

後席はそんなに広くないものの、前席の下に足が入るのでそんなに窮屈ではないです。
荷室は、同クラスのライバルと比べるとあまり広くは無いですね。
幅はそんなに狭くないものの、奥行きが少ない。5ドアHBとそんなに変わらないかも。
フロアも高めなので、ガンガン使いたい人には向かないかと。

それでは試乗。
エンジンをかけた瞬間から結構エンジンのノイズが入ってきます。
走り出しても同じで、加速のときはガラガラした大きなノイズが入ってきますし、
巡航していてもノイジー。ロードノイズの進入も大きく、もう少し静粛性に気を使って欲しかった。

アクセルもトヨタ車に多い、じわっと踏み込んでもガバッとスロットルが開くセッティングで、
いつもの感覚でアクセルを踏むと急加速になります。
慣れが必要というか、急すぎて怖いです。
何故にこういうセッティングになっているのか不思議でならない。
パワー的には充分で、上り坂でも不足は感じませんでした。

ブレーキも初期制動がかなり強い、いわゆるカックンブレーキ。
そのわりにそこからの効きはいまひとつで、ガッチリ踏まないと止まれないような感覚。
このセッティングも非常に不自然。

乗り味はソフトタッチながらしなやかさが無く、
凹凸の多い路面だとかなりゴツゴツ感を感じます。
コーナリングではロール感が大きめで、イン側のタイヤの接地感が乏しく、安定感はイマイチ。
ハンドリングもダルな味付けで、軽すぎる上に違和感の大きいパワステは
中立付近での落ち着きに欠けるので、フラフラする感じで怖い。
正直、積極的に運転したいとは思えない運転感覚です。

前方の見切りが悪く、Aピラーが太く、邪魔になるのも気になりました。

カローラフィールダー、正直言って期待外れの1台でした。
トヨタを代表するクルマながら、走りの部分の出来も内外装の質感もいまひとつ。
以前レンタカーで乗った旧型カローラのほうが数段良く出来ていたと思います。

旧型は、細かいことは気にしないで乗るならコレでも良いかなと思えたのですが、
現行型では気にしないで乗っても不満が出そうな感じです。

どこまでも万人向けな造り、月に沢山の台数が売れていることは
すごいとは思いますが、これで良いんでしょうかねぇ。
同クラスで検討するなら、エアウェイブやティーダ、
3ナンバーでもよければアクセラ、インプレッサ、SX4あたりをお勧めしますね。
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by gutty355 | 2009-04-30 23:12 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)


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