カテゴリ:新車見物・試乗記 三菱( 19 )

新車見物・試乗記「残念ながら、期待はずれ」篇

少し間が空きまして、今回も試乗記です。
今回は三菱と日産が一緒に作った新しい軽自動車、三菱eKと日産デイズです。
a0047157_23243554.jpg

a0047157_23244569.jpg

展示車はekワゴン・Gのクールシルバーメタリックとデイズ・Xのシルキーローズ、
試乗車はeKカスタム・Tのパープリッシュネイビーパールとデイズ・ハイウェイスターJのプレミアムパープル。

エクステリアは旧型eKまでのボクシーかつ適度に全高の抑えられたデザインから一転、
流れるようなフォルムのハイトワゴンに。
サイドのラインや全体的な抑揚の付け方で旧型よりもグッと見た目の質感はアップしているのですが、
全体的に概視感が強く、イマイチ個性がないというか、存在感に欠ける印象です。
カスタムもハイウェイスターもメッキのグリルがドーンと目立っていますが、
ライバルのスティングレーやムーヴカスタムあたりが以前に比べてちょっと控えめかつ上質感を
出そうとしているような流れからすると、ちょっとズレているような気も・・・。

インテリアは最近の軽ハイトワゴンでは一般的なレイアウト。
質感はかなり良くなっていて、同じ三菱のミラージュ、日産のマーチよりいいんじゃないかと思うほど。
シートは充分なサイズがあり、厚みのあるクッションは柔らかく体を包んでくれる感触。
リアシートも座面の端が丸くなっていて、ふくらはぎまで支えるソファー的感覚。
ちょっとくつろぎ感がある室内空間になっているかと。

エンジンはNAとターボの2本立て。

まずはNAエンジンですが、最近のライバル車と比べて明らかにパワー不足。
お店から道路に出て加速しようとすると、かなり踏み込む必要があり、しかもなかなか加速してくれない。
ある程度スピードが乗ってしまえばあまり気にならなくなりますが、
坂道に差し掛かるとまた大きく踏み込んで頑張って登らせていくようになりますね。
踏み込むゆえに回転数が高まるのでノイズも大きく、耳につく印象。
NAでも良く走る最近の軽自動車では遅れをとっている印象。
ターボエンジンになると、出足からスッと滑らかに走り出せるパワーがあり、充分な加速が得られます。
登り坂でも充分に力がありますし、少し踏み増せばしっかり速度を乗せていくことができます。
一気に踏み込んでみてもガツンと加速せず、あくまで滑らかに加速するようになっており、
ターボらしさはあまりなく、少し大きなエンジンのような感覚でしょうかね。
動力性能を重視するので張れば、絶対にターボのほうがいいでしょう。

足回りは柔らかさのある感触で、路面の細かい凹凸をしっかり吸収して滑らかな乗り味。
大きな入力もしっかり受け止めて大きなショックは伝えてこず、快適性の高い印象です。
ちなみにカスタム系でも足回りは同じらしく、タイヤサイズが大きい故の硬さが少し出る程度で
基本的な乗り心地の印象はほぼ変わらないといっていいでしょう。
コーナリングではロール感がやや大きめかなと思いますが、しっかり足を伸縮させて
四輪を接地させて、安定感を出そうとしているなという感じ。
カスタム系はタイヤが大きい分グリップ感は増すので、ちょっとしっかりして感じられます。

ハンドリングは素直ですが、切ってからワンテンポ遅れて動きが付いてくるような印象。
基本的に穏やかで扱いやすいので、普通に乗る分には大きな不満はないでしょう。
ステアリングは軽め。インフォメーションは薄めですがそこまで違和感はないかなと。

新型eK・デイズ、三菱と日産で作った軽自動車ということで期待はしていたのですが、
これと言って大きな新しいものも無く、そこまで新鮮味も無く、動力性能もいまひとつ。
さらには安全装備も、最上級グレードにVDCがOP設定されるのみで他グレードには無しで
サイドエアバッグは設定すら無しと、ハッキリ言って全然ダメ。
先に出ていたワゴンR・ムーヴ・N-ONEと比べても勝る所が全然無い印象でした。
せっかく新しく一緒に作ったのに・・・残念です。
a0047157_2325227.jpg

ちなみに出たときはクラストップだった燃費はMCしたワゴンRにあっさり抜かれる始末。
さらにワゴンRは衝突被害軽減ブレーキも付いてムーヴとガチンコ勝負。
個人的にはこのクラス、N-ONEかワゴンRがおススメかと。
[PR]
by gutty355 | 2013-08-21 23:25 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「走りスッキリ、上質に進化」篇

さて、まだまだあります試乗記です。今回は新型アウトランダーです。
試乗車は24G Safety Packageのホワイトパール。
a0047157_01645.jpg

実際目の当たりにした第一印象としては、旧型よりも随分と立派になったような感じ。
ですが、寸法自体は旧型とほぼ変わっておらず、エッジを立ててフェンダーを強調して
スポーティな印象を強めていた旧型と比べて、角が取れて柔らかな印象になり、
全体的に見た目から上質になったように感じられます。

インテリアも同様で、スポーティな雰囲気だった旧型から変わり上質な雰囲気。
ソフトパッドやピアノブラックのパネルが使われて質感高く、
センターパネルが少しドライバー側を向いているので使いやすさも上々かと。
シートは充分なサイズがあり、適度に柔らかさを持たせてあって掛け心地も良好。
もう少し腰の部分に張りがあってもいいかなとも思いましたが、
ホールド性も充分で悪くない印象です。
後席もサイズは充分で、自然な姿勢が取れて快適です。頭上やひざ周りも余裕充分。
3列目はあくまで緊急用。体育座りのような姿勢で長時間は大変かなと。

荷室は、3列目使用では買い物袋程度、3列目を畳めば充分に広々したスペースに。
3列目も綺麗にフラットになるので、使いやすい荷室になっています。

エンジンは2.4Lと2Lの二本立て。4WDは2.4Lのみになります。
Dレンジに入れて駐車場から動き出すと、スッと走り出しが軽くなっています。
道路に出て加速していっても、大きく踏み込まなくてもスーッと加速していき、
巡航からの中間加速でもレスポンス良く滑らかに速度が増していき、
全体的に旧型よりも走りがスムーズで軽やかになっていますね。
実用域でのトルクがたっぷりしていますし、CVTも違和感が無く、
角を曲がってからの加速でもとても滑らかでリニア感があり、スッキリとした印象です。

足回りは旧型よりもしなやかになった印象で、それでいて適度などっしり感もあります。
舗装が荒れていて凹凸の多いような路面でもしなやかに動いて受け止めて、
乗員に大きな衝撃を伝えませんし、橋の継ぎ目やマンホールなどの大き目の入力でも
しっかりストロークが確保されているのでガツンと来ない、さらりと受け流してくれるものに。
コーナリングでは自然なロール感を伴いつつも、姿勢変化が穏やかかつ安定しており、
4輪がしっかりと路面を掴んでくれる安定感の高さがありつつ、
ハンドリングに過敏すぎない適度なシャープさがあるので、ステアリングの操作に対して
素直に鼻先が曲がっていき、さらに切り込んでもしっかり付いてくる懐の深さも。
ちょっと動きにボディの大きさが感じられるかなぁというところもありましたが、
旧型からの走りの良さもしっかり持ち合わせています。

今回試乗したSafety Packageには「e-Assist」と呼ばれる運転支援システムが付いています。
その中でも今回はレーダークルーズコントロールシステムを試すことが出来ました。
ミリ波レーダーを使ったものになるのですが、設定は基本的に同じ。
速度を設定すれば、あとはアクセルを放しても車間距離を保って走ってくれ、
先行車が減速すれば自動的に減速、停止までしてくれます。
ギクシャクする感じも無く、ブレーキも自然に掛かって自然に停止する違和感のないものです。

新型アウトランダー、旧型よりも全体的にクオリティアップしながら、
走りの良さも持たせて進化させており、なかなか良くできたクルマになっていると思いました。
ただ、スカイアクティブのCX-5、AWD&アイサイトのフォレスター、ワイルドイメージのエクストレイル
などのライバル車に比べてちょっと個性が希薄かなぁと言うのが正直なところ。
もうちょっと「アウトランダーでなければ」というポイントがあれば、いいと思うんですけどね。
[PR]
by gutty355 | 2013-02-24 22:52 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「軽量・シンプルコンパクト」篇

ここで試乗記を一発。新型ミラージュを見て乗ってきました。
試乗車はGのレッドメタリック。
a0047157_2324480.jpg

事前に写真でよく目にしてはいましたが、実際に見てみると思ったよりコンパクト。
フィットあたりより一回り小さいかなといった感じ。
全体的につるんとしたハリのある感じで、写真の印象ほど安っぽくはなかったですね。
空力のための、ちょっとスポイラー風になっているフロントバンパーやリアスポイラーで
ちょっとスポーティ風にも見えますね。

インテリアも思ったほどチープではなく、ピアノブラック調のパネルが
あしらわれていたりして、上質とまでは行かないですが、まあこんなものかなと。

シートは座面・背もたれともにもう少しサイズが欲しいかなと感じるものの、
柔らか目ながらコシのあるクッションと腰周りの形状の良さで掛け心地はなかなか悪くないかと。
後席もサイズがやや小さめ。ひざ周りはスペースがありますが頭上は余裕が少なく、
シート形状も平板なので掛け心地は今ひとつかと。

荷室は広くはないですが、日常用途なら足りるレベルかと。

エンジンは新しい1Lエンジン。
870kgという軽い車重のおかげで出足からスッと軽く伸びていく印象です。
際立ってトルク感があるといった印象ではないのですが、
とにかく軽さが効いている印象で、登り坂でもアクセルを踏み増していけば
しっかり加速していってくれますし、日常的な使い方で不足は感じないのではないかと。
3気筒エンジンですが、振動やノイズはしっかり抑えられており、ヴィッツやマーチより上手な印象。

その軽さゆえ乗り味にどっしり落ち着いた感じはなく、ピョコピョコ感はありますが
しなやかにストロークする印象で、橋の継ぎ目などの大きな入力はしっかり受け止め、
細かい凹凸も角を立てずに走ってくれる感触。
コーナリングではロール感は大きいですが、しっかり足が伸び縮みして接地感があり
安定した姿勢で曲がっていくので、不安な印象はなく。
ハンドリングはいたって素直。切り始めから穏やかで切った分だけ曲がっていきます。
癖のない扱いやすいものになっていると思います。
コンパクトボディで小回りが利き、運転はしやすいと思いますよ。

新型ミラージュ、軽さが印象的なクルマで、やっぱり軽さは走りに大きく関わるんだなと感じた試乗でした。
ただ、この2012年のニューモデルでありながら後席中央のヘッドレストが無いなど
安全装備に関しては不満が多いですし、タイ生産で低価格と言いながらも量販グレードであれば
他の国産コンパクトとさほど価格が変わらないなど、積極的に選ぶ理由があまりないかなと・・・。
(価格に関しては同じくタイ生産のマーチもですが。)

個人的には、コルトのようにもっと質感・装備・デザインなどにこだわった
三菱本気のコンパクトが見たかったなぁという思いも・・・。
[PR]
by gutty355 | 2012-11-10 23:26 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「目立たずも真面目な改良」篇

ここで短め試乗記を。昨年後半に改良のあったクルマにちょっと乗ってきました。
まずは新エンジンに変わり、アイドリングストップの搭載されたRVRです。
試乗車はGのホワイトパール。
a0047157_1423411.jpg

今回の改良はエンジン変更とアイドリングストップ搭載がメインなので、内外装は大きく変化は無し。
コンパクト感のあるサイズ、迫力のあるフロントマスクはキリッとしていてかっこ良く、
インテリアは割とシンプルでありながら質感が高いのもそのまま。
シートはたっぷりしたサイズで、硬めながら体に良く馴染んでフィット感良好。
しっかりしたサポートでホールド感も良く、しっかり良くできたシートです。

エンジンが新しくDOHCからSOHCになったとはいえ、最高出力も最大トルクも以前と一緒。
燃費はアップしているのでいわゆるエコ方向?と思ったのですが、
走り出してみれば心なしか出足からの低中速域のトルク感に厚みが増したような感覚。
ですが、基本的には今までと同じく実用域のトルクが充実していて、
スムーズに加速が伸びていきますし、流れの速い道路での合流・追い越し加速でも
充分力があって乗りやすいですね。見た目とは裏腹に軽やかさのあるエンジンだと思います。
CVTの制御も上手になっているようで、登り坂でも以前ほどエンジンを回さずに登る印象です。

アイドリングストップは洗練されており、自然にスッと止まり、ブレーキを踏む力を緩めればスタート。
ただ、ブレーキペダルを放しきってから発進まではワンテンポ間が空く印象。

今回の改良は足まわりにも手が入っており、足の動きがよりスムーズになった印象で
ギャップを通ったときの感触が滑らかで、橋の継ぎ目などのいなし方も当たりが優しい。
それでいて大きく盛り上がったようなところを越えた後も揺れがピタッと収まる、
しなやかさに磨きの掛かったフラットで乗り心地の良い印象です。
コーナリングでもロールは適度に抑えられており、4輪の接地感の高さはそのままに
全体的な踏ん張り感が増したように感じられました。
コーナーの途中で大き目のうねりを超えてもしっかり路面に追従して怖くありません。
この足回りの改良故か、ハンドリングは切り始めの反応が少し穏やかになったような
感じですが、扱いやすく素直でこちらのほうが合っているかもしれません。
しっかりしたインフォメーションの感じられるステアリングも好感触。

新エンジンのRVR、走りの良さがアップしていて真面目に良くなっていると感じました。
もう少し売れてもいいクルマだと思いますが、どことなく地味なのかもしれないかなと。
CX-5がディーゼルも発売するし、ボクサーディーゼルも国内導入を決めたようですから、
RVRもディーゼルを導入してはどうかと。パジェロにディーゼルあるんだしね。
[PR]
by gutty355 | 2012-01-12 23:40 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「商用車も新時代へ」篇

クリスマスイブの試乗記はこんなクルマでいかがでしょう?
三菱の電気自動車第2弾、ミニキャブMiEVに乗ってきました。
試乗車はCD 10.5kWh ハイルーフ4シーターのホワイトソリッド。
a0047157_23132431.jpg

エクステリアは同時にMCしたミニキャブバンと同じ。
顔つきはちょっとたれ目になって柔らかい印象になりましたが、
特徴的だった丸いテールランプが普通の横長になったのは少々残念。
ホイールも普通のスチールなので見た目は本当に普通のミニキャブです。
インテリアも、メーターがi-MiEVと同じになっている以外は普通のミニキャブ。
シートもビニール地で平面的なバンのシートで、
クッションは薄めでフィット感はそれなり。ホールド感は無し。
広大な荷室も、スペアタイヤがある以外はミニキャブバンそのまま。
恐らく何でも積めるでしょう。

一番の違いはもちろんパワーユニット。i-MiEVで培った技術の電気自動車。
これまでの軽のバンといえば、エンジンを一杯に使って走るイメージでしたが、これは別物。
出足からトルク感があって力強く、沢山踏み込まなくても楽に流れに乗れます。
シームレスな加速は気持ち良いですし、レスポンスも良いので街中をウロチョロするのも
楽ですし、出足・加速ともに余力があるので、荷物を積んでも不足は無いでしょう。
以前乗ったi-MiEVと比べると、加速の伸び、レスポンスの鋭さが少々弱い印象。
比べてみると、i-MiEVのGより馬力も低く、最大トルクの発生域がグッと低回転に寄せられていて、
街中を走る方向のセッティングにされているようです。
ちなみに、音は静かですが、インバーターの音はi-MiEVより聞こえます。

足まわりはバンということで、積載を考えられたコシの強い感じのもの。
路面の凹凸を通るとヒョコヒョコっと揺れる感じはあるものの、
当たりは優しく、車重が増した分落ち着いた感じでバタつく感じはありません。
床下にバッテリーがあるおかげで重心が低くなっていて、
ハイルーフのバンですがグラッとくるロール感ではなく抑えられていて、
安定感があって怖さはありません。
ハンドリングはバンらしくダルめの味付けですが、素直で扱いやすい印象。
ステアリングは軽めですが落ち着きがあり、街中で乗りやすいかと。

ミニキャブMiEV 、EV化しながらもバンの使い勝手はそのままで、
トルクフルな走り、振動・ノイズの無さ、落ち着いた乗り味で今までの軽バンよりも快適。
配達などで一日運転する人の疲労感はかなり軽くなりそうと感じました。
配達用途ならば航続距離も足りそうですし、これからの配達車が変わっていくかもと感じました。
もちろん、個人商店で使うにも良さそうですよ。

耐久性などがクリア出来そうなら、トラックMiEVも欲しいですね。
農家の人が自宅で充電出来れば楽でしょうし、
距離もそこまで走らないでしょうし、ガソリンスタンド過疎地でも安心だし。
[PR]
by gutty355 | 2011-12-24 23:07 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「改良エンジンで魅力UP!ディーゼル」篇

ここで最近のニューモデルの試乗記その1。
新しくなったパジェロのディーゼルに乗ってきました。
試乗車はGRのウォームホワイトパール。(写真はEXCEEDのブラックマイカ)
a0047157_25255.jpg

今回はエクステリアは変更なし。相変わらずパジェロらしいものになっています。
前回の改良でボディ下部もカラードになり、スマートになりましたが、
個人的にはブラックのほうがワイルドかつ引き締まった印象で好みかも。

質実剛健なインテリアも変更なし。
シートは充分な大きさがあり、硬めのクッションは掛け心地もフィット感も悪くないですが、
背中の辺りの形状がもう少し凹んでいるともっと良いかも。

改良されたディーゼルエンジンは、アクセルを少し踏むだけでグワッとトルクが
盛り上がってきて、2トンを超える車体を軽々と加速させていきます。
フラットにトルクを出してくれるので、どこから加速してもトルクフルで力強く、
改良前のディーゼルよりレスポンスも良くなった印象で、さらに乗りやすいです。
登り坂でもアクセルを半分も踏めば余裕綽々、平坦なところなら3分の1も踏めば余裕で
流れに乗れます。加速時のディーゼル特有のノイズはやや大きめですが、
巡航時はガソリン車並み。振動はアイドリング時にステアリングに少し伝わってくる程度。

やや硬めの足まわりはしっかり感が高く、大入力はたっぷりしたストロークで受けとめ、
小さな継ぎ目などは厚いタイヤも生かして丸く収める印象。
うねりを越えてもフワついた動きをせず、シャキッとした乗り味です。
コーナリングでのロール感も抑えられていてどっしりとした安定感。
ハンドリングはややスローですが、操作に対する反応は自然で、
大きな車体ながら動きにのっそりした感じはそんなにありません。
ステアリングはやや重めでインフォメーションの感じられるもの。

高い視点に立ったピラー、広い視界、目視できるボンネットでそんなに大きさが気にならず、
乗りやすい方かと。ただ、狭い道、駐車場は注意。

新ディーゼルパジェロ、ポスト新長期規制にも対応し、パワー・トルクも大きくなって
より乗りやすくなり、非常に良く出来ています。
パジェロを買うなら積極的に選びだいですし、このクラスでも一番オススメかも。
[PR]
by gutty355 | 2010-11-09 23:56 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「たくましくて優しいミニバン」篇

今回のミニバン試乗記は、セレナクラスより少し大きくなりまして、デリカD:5です。
試乗車はGナビパッケージのブラックマイカ。
a0047157_2174169.jpg

四角くてガッチリと骨太なスタイルは、高めの車高と合わせて非常にデリカらしいスタイル。
ヘッドライトとグリル周りやリアガーニッシュの感じから、スターワゴンに近いイメージですね。
他のミニバンとは一線を画す、たくましくて男らしいスタイルは個性的で
ミニバンながらとってもカッコイイと思います。

インテリアも、特にインパネのデザインはエクステリアと共通するイメージで
そのおかげか、一つ一つのボタンやダイヤルが大きめなので操作性も良好。
質感も高いですし、保温・保冷ボックスがあったりして遊びにも良いなと。

シートはやや硬めながらしっかりと厚みのあるクッションで、たっぷりとしたサイズがあり、
体へのフィット感が良く、しっかり体をホールドしてくれるので、ちゃんと体が落ち着く、
なかなかのシートです。長時間のドライブも辛くなさそうです。
2列目も座面・背もたれ共に充分な大きさがあり、適度に座面が後傾しているので
とても座り心地が良いです。その座面の後傾角が調整可能なのも嬉しいですね。
3列目は他に比べて座面・背もたれが少し短く、クッションも少し薄くなるものの、
座り心地はいい感じ。3列目がスライド出来ることもあり、空間も充分です。

荷室は、3列目がスライド可能なので、必要充分なスペースが確保できますし、
3列目を跳ね上げれば広々したスペースが広がります。
2列目も畳めば、自転車くらいは軽く入りそうな広さになります。
ただ、高い地上高のためフロアが高くなるので、重いものの積み下ろしは少し大変かも。

エンジンは低中速域にたっぷりとトルクの厚みを持たせてあるので、
見た目から想像するよりも出足は鋭く、力強く加速が伸びていきます。
登り坂や流れの速いバイパスでも、2Lクラスのミニバンよりしっかりゆとりがありますし、
街中でも乗りやすく、高速や山坂道でも余裕を持って走れるでしょう。静粛性も高いですよ。

CVTはギクシャク感や、スピードが付いてこない感じは全く無く、
スムーズに力を引き出してくれて、とてもマッチングは良好。
パドルシフトの反応も素早く、パドル自体もカッチリしたいい感触です。

足回りも、見た目から想像するよりずっとしなやかで、たっぷりとしたストロークで
路面のギャップやうねりをしなやかに受け流し、それでいてしっかり感も高いので、
フワンフワンと車体が揺れることも無く、非常にフラット。
ゴツゴツ感やバタつく感じは全くありません。
コーナリングではロールが適度に抑えられ、4輪の接地感が高くて安定しており、
背が高いゆえの怖さや不安感はありませんね。

ハンドリングはクイックではないですが、思ったより反応が良く、
操作に対して素直にスッと動いてくれる印象。正確性も高く、気持ちよく走ってくれます。
ステアリング自体は少し重めでしっかりとした手ごたえとインフォメーションを伝えてくれます。

比較的ワイドなボディながら、四角い形のおかげで思いのほか感覚が掴みやすく、
意外にタイヤも大きく切れて、小回りが利き、車庫入れもさほど苦になりませんでした。
三角窓も含め窓が大きくて視界が広く、着座位置が高く、見晴らしの良さが印象的。

三菱得意の4WDはAUTOなら安定感がありながらも至って自然ですし、
LOCKモードもあるのでいざという時も助かりそうですし、
普段は完全に2WDに出来、燃費を少し助けられそうなのも有難いところ。
ASCやニーエアバッグは全車に標準、カーテンエアバッグはオプションですが、
こちらも全車に設定されるのは素晴らしい。後は後席中央のヘッドレストが欲しい!

デリカD:5、ゴツゴツしたたくましいスタイルながら、中身は余裕やしなやかさを
感じさせる、強さと優しさを兼ね備えている懐の深さがとても好きになりました。
エンジンも乗り味も思った以上に良く出来ていて、感動いたしました。
5ナンバーを越えるサイズでも問題ないなら、オススメの一台です。
[PR]
by gutty355 | 2010-06-10 23:25 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「復活!クロスオーバーRV」篇

旬が過ぎないうちに試乗記を。今回は新型RVRです。
展示・試乗車はGのカワセミブルーメタリック。
a0047157_10384176.jpg

全長が短いので、実物は思っていたよりもコンパクトな印象。
ジェットファイターグリルを採用したフロントマスクは個性的かつなかなかの迫力で、
よく似合っていると思います。
リアのナンバー周りもグリル同様下に広がる形で、前後でイメージを統一している
あたりもなかなか芸が細かいですね。
全体的にスタイリッシュさに少しワイルドなエッセンスもあり、いいバランスではないかと。

インテリアはスイッチ類も使いやすい、割とシンプルなデザインでありながら、
ソフトパッドが使われていたりしてなかなか質感が高いですね。
メーターのマルチインフォメーションディスプレイが、カラー液晶で非常にキレイで
見やすいのが印象的でした。

硬めのシートはたっぷりしたサイズで、体に良く馴染んでフィット感が良く、
特に腰周りのフィット感がいい印象。しっかりしたサポートでホールド感も良く、
なかなか良くできたシートですね。高い着座点で乗り降りも楽々。
リアシートも硬めで、少し平面的ですが姿勢も自然で、座り心地はなかなか。
もう少し座面が長いともっと良いのですが。

荷室はタイヤハウスの張り出しも小さめで、見た目から想像するより広い印象。
床下収納も大きいですし、分割可倒に加えてアームレストスルーも付いているので、
使い勝手は良いと思います。ただ、壁際の床下収納にもフタが欲しかったかなと。

エンジンは1.8Lながら、出足からしっかりと力があり、スムーズに伸びていく印象。
実用域のトルクが充実しているので、普通に乗った印象は2Lとさほど遜色ないと思います。
少し差があるといえば、キツイ登り坂。2L車と比べて少し踏み込みは大きくなりますね。
ただ、CVTが上手くパワーを引き出し、キープしてくれるので、
極端に非力と感じることはありませんでした。

そのCVTは違和感なくスムーズで、レスポンスも良いですし、
パドルの反応も素早く、よく出来ています。

足回りは硬めですが、しなやかにストロークする感じで路面のギャップは
軽くいなしてくれますし、揺れもスパッと収まります。
少々硬い感じがするのは、恐らくタイヤではないかと。
16インチ装着モデルなら、より良い乗り心地でしょう。
コーナリングでのロールは最小限で、4輪がしっかりと路面を捉えているような感覚で、
非常に安定感が高いですね。
タイヤに頼るような不安感・頼りなさはなく、とてもしっかりしています。

ハンドリングは適度にシャープで、とても正確。思ったところを走っていけるような感覚です。
ステアリングも適度に重く、しっかりとインフォメーションが感じられて、
運転している実感をしっかり感じられます。

アイポイントが高いので見晴らしが良く、視界も広くて運転しやすいですし、
ミラーが大きく、ボンネットも把握できるので、車両感覚は掴みやすいと思います。


新型RVR、内外装の質感も高く、走りもよく、全体的に三菱らしさも感じられて、
なかなか良くできた1台だと思います。
オプションも含めて安全装備もしっかりしていますし、デリカと同じく樹脂フェンダーを
採用したり、スーパーHIDヘッドライトなど他にはない装備もあったりしますし。
SUVはもちろん、3ナンバーHBを検討中の方にもオススメかも。
[PR]
by gutty355 | 2010-03-30 23:36 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「新時代がやってきた!」篇

今回はi-MiEVの試乗記です。ボディカラーはレッドソリッド/ホワイトソリッド。
a0047157_2225814.jpg

量産仕様ということで前後ランプがLEDになり、普通のアイとは少し
印象が違うかなといった感じ。モノトーンのカラーならもっと違和感は少ないんだろうなぁと。
インテリアも、メーターとATのシフトポジションが違うくらいで、
本当に普通のアイと変わりない印象です。
もちろん、もともと持っているスタイリッシュさはそのままで、とっても未来的。

早速試乗へ。
エンジンスイッチをひねると、音も振動も全く無いままに「READY」表示がつき、
走行可能状態になります。
コレで走れるの!?と思いつつ、シフトレバーをDに。
電気自動車とはいえ、ここまでの操作は普通のガソリン車と同じなので、
全く違和感無く馴染めます。

ブレーキから足を離すとゆっくりと走り出しますが、本当に音がしません。
想像したよりはるかに静かです。
道路に出て、アクセルを踏み込んでいくと、こちらも想像していた以上に鋭い加速で、
力強く、その加速感が継ぎ目無くずっと続いていくような印象で、
スーッとスピードが伸びていきます。
アクセルに対するレスポンスも良く、どこから加速しても力強くスルスルと伸びていきますし、
坂道もなんの苦も無くグイグイ登っていきます。
音も無く速度が上がっていく、シームレスで力強い加速は
今までのガソリン車では味わったことの無い、異次元な感覚です。

音は本当に静かで、小さな風きり音&ロードノイズ、エアコンの吹き出す音しか気になりません。

乗り味は、重さが増した分落ち着きも増したような印象で、
足自体もガソリンのアイよりしっかりとしなやかに動くように感じられました。
床下にバッテリーを配しているからか、ロール感がより自然になり、
コーナリング時の姿勢も自然になっていますし、どっしりとした安定感もさらに上がっています。

ハンドリングの軽快さやシャープさはガソリンのほうが上のような感じもしましたが、
こちらも操作に対して素直に曲がってくれるので気持ちいいですし、
ガソリンでは少し軽すぎる感のあったステアフィールも、手ごたえが増していて
だいぶ自然になっていました。
電気自動車とはいえ、しっかりと運転する楽しさがあるのは嬉しかったです。

重量増はわりと良い方向に働いているのですが、少し気になったのがブレーキ。
重くなった分、普通のアイより若干止まりにくくなったように思いました。

i-MiEV、今までとは異なる加速感や、ガソリンとも共通する走りの良さ、
そして先進性など非常に魅力的ではあるものの、車両価格や航続距離、
充電インフラなど、課題があるのもまた事実。
実際に私たちの手元に迎えるのはもう少し先かなぁというのが正直なところ。
とはいえ、この車のおかげで電気自動車が今まで以上に身近に、現実的になりましたし、
私自身もクルマの新しい時代がやってくるのを感じています。
EVでは他メーカーに先行した三菱には、これからも頑張って欲しいですね。
[PR]
by gutty355 | 2009-08-12 22:27 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「ガソリン版もいいですよ」篇

最近電気自動車が発売されて何かと話題の三菱アイ。
ガソリン・ターボはレンタカーで借りましたが、だいぶ前のこと。今回改めて試乗してきました。
展示車はTのホワイトパール、試乗車はビバーチェのサクラピンクメタリック。
a0047157_2393265.jpg

登場からもう3年が経過しましたが、未来的なフォルムは相変わらず新鮮。
沢山の車種がある軽自動車の中でもひときわ個性的です。

内装のデザインも個性的ですが、質感は少々チープな感も。
ドアトリムにクロスを貼るだけでも少しは良くなりそうな気がするのですが・・・。
シートは初期型より改良されたようで、クッションの硬さや座面の大きさは良いのですが、
背もたれのサイズが絶対的に不足してます。腰部分の張り出しも大きすぎる感じ。
後席は、スペース的には充分なのですが、足元がちょっと狭いような感じ。
フロントより着座位置が高くなっていて見晴らしが良いので、閉塞感は感じません。

着座位置が高く、フロントガラスが大きく上へ伸びているので、
なんとなく縦に長い感じというか、運転席に座った感じは独特です。
運転席と助手席の間隔が他の軽より近いような感じもしますね。
シフト操作をする時に隣に乗ったセールスさんの太ももに触れてしまいました。(汗

それでは試乗へ。
先に述べたように、ターボに乗ったことはありますが、NAは今回初めて。
走ってみると、やはり非力感は否めないですね。
出足の一発目は充分なものの、そこから伸びていかないので、滑らかに加速していくには
意識して少し大きめにアクセルを踏まないといけないような感じ。
坂道でも、床まで踏み込まないといけないほどではないものの、
何度もキックダウンを繰り返すような感じ。
常に高めの回転数を使って走るので、燃費も気になるところですし、
エンジンが車室内にあるので、ノイズも耳に付くような感じ。
試乗車が4WDだったので2WDなら満足いくかもしれませんし、常に平坦なところを
走るなら良いかもしれませんが、やはりターボを知ってしまうと物足りないですね。

乗り味は硬め。
ホイールベースが長いので、荒れた路面を走ってもガタガタした揺れやピッチング、
突き上げ感も気にならない、落ち着いた感じで、
どちらかというと、速度が上がったほうがフラット感が増してくるような印象。
ゆえに、街乗りではもう少ししなやかさがあっても良いかなぁと思いました。
コーナリングでは、背が高い割にはロールが小さく、どっしりと安定しています。
ハンドリングも軽快かつシャープで、ハンドル操作に対して素直にスッと向きを
変えてくれるので、なかなか気持ち良いです。
もう少しステアリングの手ごたえが増すともっと良くなると思いますね。
後ろにエンジンがあるものの、直進安定性も充分に良いです。

最近では電気自動車が注目されているアイ、他とは違ったレイアウトに
しっかりした走り、個性的なスタイルなど、ガソリン版もなかなか魅力的だと思います。
ただ、その魅力を充分に味わうならやはりターボ版がお勧めですね。
値段は結構しますが、長く付き合えそうな感じがします。
[PR]
by gutty355 | 2009-07-30 23:27 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)


スバルR2、新車試乗記などなどクルマだらけのブログです。


by gutty355

プロフィールを見る

カテゴリ

R2
OUTBACK
CAROL
LOGO
SUBARU
DRIVE
CHEMICAL
MINICAR
TALK
CARS IN CITY
RENT A CAR
OTHER
新車見物・試乗記 スバル
新車見物・試乗記 トヨタ
新車見物・試乗記 日産
新車見物・試乗記 ホンダ
新車見物・試乗記 マツダ
新車見物・試乗記 三菱
新車見物・試乗記 スズキ
新車見物・試乗記 ダイハツ
新車見物・試乗記 輸入車

最新のコメント

>tera-gさん 大..
by gutty355 at 00:42
ご無沙汰してます。 私..
by まつなが at 17:09
お久しぶりです。 仕事..
by tera-g at 17:03
お久しぶりでございます。..
by gutty355 at 23:39
お久しぶりです。 そし..
by まつなが at 17:51

呟き

フォロー中のブログ

tok's  楽書き帳
I Love Cars ...

外部リンク

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2016年 11月
2016年 07月
more...

最新のトラックバック

Happy
from tok's  楽書き帳
今も昔もラジコンは買って..
from h-fragment
フラット・ワイパー
from 「アウトバック 大好き!」の..

検索

ファン