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新車試乗記「確かにちょうどいい」篇

さて今回のミニバン試乗記は、ちょっと小さくなりまして、フリードです。
試乗車はGジャストセレクションの4WD、ボディカラーはアラバスターシルバーメタリック。
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高さ以外はほぼフィットと変わらないサイズということで、思ったよりもコンパクトな印象。
ノーズからAピラーが真っ直ぐ繋がっているモノフォルムなスタイルは、
まさにCMで出ている△と□を組み合わせた形の印象で、
最近のホンダミニバンらしい悪顔や、サイドに結構複雑にラインが入っているあたり、
いかにもミニバンぽい感じを出さないようにしたのでしょうね。

インテリアは、テーブルのようなインパネが特徴的。
この形状のおかげで圧迫感もありませんし、操作性も良好ですが、質感はチープな感じ。
メーターは高く、遠い位置にありますが、視線移動が少なく、なかなか見やすいです。
ただ、タコメーターは小さくて見にくいですが。

シートはやや薄めで、クッションもやや硬めながら、形状は良く、意外に体にフィットします。
サポート性やサイズは充分といった印象ですね。
シートリフターが全く装備されないのはちょっと疑問。
2列目は、少し幅が少ないものの長さは充分。座り心地もなかなか良いですが、
若干着座位置が低いのか、ひざ裏あたりが少し浮くのが気になりました。
3列目は、2列目の下につま先が入ることもあり、思ったほどは狭くない印象。
ただ、座面は充分ながら、背もたれは不足気味です。
それと、3列目は一応3人掛けですが、はっきり言って3人はキビシイ。
上にステップワゴンもあるんですし、3列目は2人掛けでも良かったのではないでしょうか。

荷室は、3列目を使うとミニマム。畳めば、フラットで広々した荷室が広がります。
床がとても低いので、重たいものや大きいものでも楽に積み下ろし出来そうです。
ただ、3列目が左右に跳ね上げるタイプなので、畳むのはちょっと大変。

フィットより200kgほど重い車体に1.5Lのエンジンですが、
出足から充分な力がありまして、特に不足無く走り出します。
バイパスで遅れをとるようなこともありませんし、勾配のきつい登り坂では
少し踏み込みが多くなりますが、しっかり力を出してくれるので、トルク不足は感じませんでした。
ただ、多人数乗車になると不足を感じるかもしれませんが。
今回の試乗車は4WDなので、CVTではなく5ATになるのですが、この5ATがイマイチ。
全体的にショックが気になりますし、特に1速から2速の変速でギクシャク感が強い印象。
ちなみに、レンタカーでよく借りるフィットの4WD(同じく5AT)も同じ印象で、
正直、あまり燃費もよろしくない。
フィットより重いフリードでは、余計に燃費は悪くなりそうですね・・・。
せっかくこのクラスにでは多段なATなのに、生かしきれてないというか何というか・・・。
2WDのCVTのほうがスムーズで燃費良く、オススメ。

足回りは、若干硬さが残るものの、しなやかさがあってゴツゴツ感はありませんし、
大き目のギャップでもショックを丸めてくれるので、充分に乗り心地は良いと思います。
コーナリングでは低重心が効いているのか、ロールも抑えられていますし、
上屋が重たい感じも無く、意外に安定していますね。
ステアリングは軽めのセッティングですが、フィットのように直進時に頼りない感じや、
切り始めから手ごたえが希薄といった感じはせず、しっかり感は増しています。
ハンドリングは、反応は穏やかであるものの素直に曲がってくれる印象。

スカットルが低く、ガラスが大きく、ピラーも細めなのでかなり開放感がありますし、
サイズ自体はコンパクトで、タイヤの切れ角も大きいようで小回りが利くので、
取り回しは全く気になりませんでした。日本ではとっても使いやすいでしょうね。
ただ、ノーズが斜めに落ちているので前方の感覚は分かりづらいです。

フリード、コンパクトサイズながら充分な室内空間があり、
日本の4・5人家族にはちょうど良さそうな感じがします。
ただ、人数分のヘッドレストが無かったり、サイド&カーテンエアバッグが
最上級グレードのみ標準で、他のグレードにはオプションですら付かなかったりと
安全装備のレベルの低さが気になります。価格もちょっと割高な感じが。
フィットに続いて、フリードにもハイブリッドが出たら良いかもですね。
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by gutty355 | 2010-06-11 22:51 | 新車見物・試乗記 ホンダ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「たくましくて優しいミニバン」篇

今回のミニバン試乗記は、セレナクラスより少し大きくなりまして、デリカD:5です。
試乗車はGナビパッケージのブラックマイカ。
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四角くてガッチリと骨太なスタイルは、高めの車高と合わせて非常にデリカらしいスタイル。
ヘッドライトとグリル周りやリアガーニッシュの感じから、スターワゴンに近いイメージですね。
他のミニバンとは一線を画す、たくましくて男らしいスタイルは個性的で
ミニバンながらとってもカッコイイと思います。

インテリアも、特にインパネのデザインはエクステリアと共通するイメージで
そのおかげか、一つ一つのボタンやダイヤルが大きめなので操作性も良好。
質感も高いですし、保温・保冷ボックスがあったりして遊びにも良いなと。

シートはやや硬めながらしっかりと厚みのあるクッションで、たっぷりとしたサイズがあり、
体へのフィット感が良く、しっかり体をホールドしてくれるので、ちゃんと体が落ち着く、
なかなかのシートです。長時間のドライブも辛くなさそうです。
2列目も座面・背もたれ共に充分な大きさがあり、適度に座面が後傾しているので
とても座り心地が良いです。その座面の後傾角が調整可能なのも嬉しいですね。
3列目は他に比べて座面・背もたれが少し短く、クッションも少し薄くなるものの、
座り心地はいい感じ。3列目がスライド出来ることもあり、空間も充分です。

荷室は、3列目がスライド可能なので、必要充分なスペースが確保できますし、
3列目を跳ね上げれば広々したスペースが広がります。
2列目も畳めば、自転車くらいは軽く入りそうな広さになります。
ただ、高い地上高のためフロアが高くなるので、重いものの積み下ろしは少し大変かも。

エンジンは低中速域にたっぷりとトルクの厚みを持たせてあるので、
見た目から想像するよりも出足は鋭く、力強く加速が伸びていきます。
登り坂や流れの速いバイパスでも、2Lクラスのミニバンよりしっかりゆとりがありますし、
街中でも乗りやすく、高速や山坂道でも余裕を持って走れるでしょう。静粛性も高いですよ。

CVTはギクシャク感や、スピードが付いてこない感じは全く無く、
スムーズに力を引き出してくれて、とてもマッチングは良好。
パドルシフトの反応も素早く、パドル自体もカッチリしたいい感触です。

足回りも、見た目から想像するよりずっとしなやかで、たっぷりとしたストロークで
路面のギャップやうねりをしなやかに受け流し、それでいてしっかり感も高いので、
フワンフワンと車体が揺れることも無く、非常にフラット。
ゴツゴツ感やバタつく感じは全くありません。
コーナリングではロールが適度に抑えられ、4輪の接地感が高くて安定しており、
背が高いゆえの怖さや不安感はありませんね。

ハンドリングはクイックではないですが、思ったより反応が良く、
操作に対して素直にスッと動いてくれる印象。正確性も高く、気持ちよく走ってくれます。
ステアリング自体は少し重めでしっかりとした手ごたえとインフォメーションを伝えてくれます。

比較的ワイドなボディながら、四角い形のおかげで思いのほか感覚が掴みやすく、
意外にタイヤも大きく切れて、小回りが利き、車庫入れもさほど苦になりませんでした。
三角窓も含め窓が大きくて視界が広く、着座位置が高く、見晴らしの良さが印象的。

三菱得意の4WDはAUTOなら安定感がありながらも至って自然ですし、
LOCKモードもあるのでいざという時も助かりそうですし、
普段は完全に2WDに出来、燃費を少し助けられそうなのも有難いところ。
ASCやニーエアバッグは全車に標準、カーテンエアバッグはオプションですが、
こちらも全車に設定されるのは素晴らしい。後は後席中央のヘッドレストが欲しい!

デリカD:5、ゴツゴツしたたくましいスタイルながら、中身は余裕やしなやかさを
感じさせる、強さと優しさを兼ね備えている懐の深さがとても好きになりました。
エンジンも乗り味も思った以上に良く出来ていて、感動いたしました。
5ナンバーを越えるサイズでも問題ないなら、オススメの一台です。
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by gutty355 | 2010-06-10 23:25 | 新車見物・試乗記 三菱 | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「トヨタらしいミニバン」篇

さて、ミニバン試乗記その3です。セレナ、ステップワゴンと来たらもちろん、
ノア・ヴォクシーですね。今回はヴォクシーに乗ってきました。
試乗車はZSのダークバイオレットマイカメタリック。
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2段に分かれたヘッドライト・開口部の大きなエアロで押し出し感の強い、
立派なフロントマスクですが、サイドとリアはわりと平凡なイメージ。
全体的にはトヨタらしく?強すぎない個性にまとまっている感じ。
個人的には、ちょっと爬虫類系のヴォクシーよりも、ノアのほうが優しくて好きですね。

インテリアは、センターパネルが浮き上がったようなちょっとオシャレなデザイン。
全体的な質感は悪くないですが、センターパネルやドアトリムの
シルバー塗装の質感がちょっと安い感じも。収納は豊富に用意されています。

シートは充分なサイズがあって、クッションは少し柔らかめながら
サポートが確保されていて、ある程度ホールドしてくれるのが嬉しいところ。
腰から背中のフィット感も思いのほか悪くないかなといった感じ。
2列目は、もう少し着座点が高くても良いように思いますが、
背もたれ・座面共に充分に余裕があります。座り心地も上々。
3列目になると、座面・背もたれ共に長さが不足していますし、
ひざ周りの空間もやや少な目かと。

荷室は、3列目を使っても、普段使いなら充分。深い床下収納もありますし。
レバー一つで背もたれがパタンと倒れてそのままポンと跳ね上がる、
超簡単で力の要らない3列目の畳み方は非常に楽でいいですね。
3列目を畳んだ状態、2列目を畳んだ状態、どちらも充分に広い荷室がありますが、
他車と比べると少し奥行きが少ない感も。

エンジンは、バルブマチックを採用している2L。
出足からトルクフルで、箱型のボディをグイグイ加速させていきます。
中間加速も不満なく、きつい登り坂でも力強く登っていくので、
普段使いでは充分に乗りやすく、むしろパワフルに感じるかも。
ただ、加速時などのエンジン音は少し大きめかな。

足回りはスポーティなグレードながらしなやかな感触で、マンホールなんかを越えても
しっかり受け止めてくれるような印象です。乗り心地は快適です。
コーナリングではロール感は小さめなのですが、結構頭が重いような印象で
カーブ内側のタイヤの接地感が薄い印象。

ハンドリングはダル目で、他車と比べても反応はおっとりした感じで、正確性ももう一歩。
ステアリングも軽く、もう少し中立で安定して欲しいですし、インフォメーションも希薄。
全体的にもう少しシャッキリとしたフィールでも良いのでは。

三角窓も大きく、視界は広いですが、運転席側のAピラーは太めで少し気になるかも。
助手席側のミラーにサポートミラーが付いていますが、小さくてかなり見づらいです。

ヴォクシー、全体的に大きな不満は無く、なんともトヨタらしいクルマだと思いました。
全グレードにVSCやサイドエアバッグが付けられるところや、
人数分のヘッドレストがちゃんと用意されているのもエライところですね。
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by gutty355 | 2010-06-09 23:28 | 新車見物・試乗記 トヨタ | Trackback | Comments(0)

新車見物・試乗記「使い勝手良好、ファミリーカー」篇

ミニバン試乗記その2は、セレナのライバル、ステップワゴンです。
試乗車はG・Lパッケージ4WDのクリスタルブラック・パール。
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旧型のエッジの効いた尖がったスタイルから一変、初代・2代目に通じる箱型に。
縦に大きいヘッドランプ・グリルや、見た目からキャビンの大きさを感じさせる、
シンプルなデザインで、ステップワゴンらしい形になったなという印象です。
フロントの角を落としたようなデザインは、取り回しにも寄与しますね。

インテリアの質感は、値段相応かなぁといった印象ですが、操作性は上々。
ちょっと気になったのが、メーター。
少し遠い位置にあるので焦点が合いやすいのですが、ちょっと位置が低く、
盤面が暗い感じでちょっと読み取りづらい感が。
旧型のようにデジタルメーターで、インパネの上に配置しても良かったのではないかと。

シートはやや硬めのしっかりしたクッションで、形状もなかなか良くて腰の支えも良く、
体のフィット感も上々。サポート感も充分で、なかなかいい感じでした。
2列目もしっかりしたクッションに充分なサイズのシートで掛け心地も良いですし、
足元、頭上は余裕たっぷりなので充分にくつろげます。
3列目はスペースは充分なものの、シートは特に背もたれが不足していますし、
座ったときに腰の辺りにリクライニングの蝶番が当たるような感じで、
座り心地はまずまず。3列目をしょっちゅう使う方は要確認です。
ホンダ自慢の低床設計で、ステップが無くすぐにフロアに乗れるのは楽ですね。

荷室は3列目を使用しても、思ったより広い印象。
深さもありますし、フル乗車でも1~2泊の旅行なら行けるんじゃないかと。
床下収納式になった3列目は跳ね上げ式よりも楽に荷室が拡大でき、
2列目も畳めば広大なスペースに。3列目が跳ね上げではないので、幅もたっぷり使えます。
ちょっと残念なのは、3列目が分割で畳めないこと。

それでは試乗。
低中速域にしっかりトルクの厚みを持たせているようで、
アクセルを軽く踏みこむだけでスルスルっと走り出し、余裕をもって流れに乗れますし、
フラットにトルクを出してくれるので、5ATながら中間加速でも滑らかに加速し、
きつめの登り坂でも、頑張ってキックダウンさせなくてもスーッと登っていき、
日常的な乗り方で非常に扱いやすい印象です。
ちなみに、ECONをオフにすると少しレスポンスが良くなりますが、普段はオンでいいかも。

足回りはわりとソフトな味付けで、路面の凹凸をしなやかに受け止めてくれるので
とても快適な乗り心地を提供してくれます。
ロールは感じるものの想像するより小さいですし、前後輪ともにどっしりとした
踏ん張り感があって、低重心と相まって安定感が高いですね。
ハンドリングは、切り始めを少し鈍めに設定してあり、反応も穏やかですが、
素直に向きが変わっていくような印象ですし、
ステアリングは軽めですが、直進時もちゃんと落ち着いてくれますし、感触も自然。

四角いボディはボンネットも目視でき、車両感覚も分かりやすいですし、
鏡を使ったサポートミラーは簡単な仕掛けながらとても見やすく、
左に側溝がある狭い道でのすれ違いがありましたが、とても分かりやすかったです。
跳ね上げではない3列目のおかげで、真後ろもミラーでスッキリ見えますし、
左折時の後方確認も良く見えて好印象。前方視界も広々です。

細かい話ですが、走り出すと自動的にドアがロックされて、車を止めてPレンジに
入れると自動的にアンロックされるシステムは、子供が乗ることが多いであろう
この手のクルマでは安心できて、いい装備だと思いますよ。

ステップワゴン、たっぷり広い室内にトルクのあるエンジン、快適な乗り心地も
ありながら、サポートミラーや3列目のしまい方など、新しい取り組みもあって、
快適で使いやすいファミリーカーに仕上がっていると思いました。

ただ、人数分のヘッドレストが無かったり、サイド&カーテンエアバッグが
最上級グレードのみ標準で、他のグレードにオプションで付けた場合には
VSAが同時装着できなかったり、4WDだとサイド&カーテンエアバッグが
オプションでも付けられなかったりと安全装備のレベルの低さが気になります。

セレナの場合は全グレードで設定がないので納得できないこともないのですが、
ステップワゴンは、ヘッドレストもエアバッグとVSAの組み合わせも、
最上級グレードでは実現しているので、余計に納得できません。
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by gutty355 | 2010-06-08 23:16 | 新車見物・試乗記 ホンダ | Trackback | Comments(0)

新車試乗記「ミニバンの優等生」篇

さてさて今週は、新車試乗記・ミニバン試乗記週間と題してお送りしたいと思います。
長文続きで申し訳ありませんが、おヒマな時にチラッと見て頂ければ幸いです。m(_ _)m
なかなか新しいブログネタがないもんで・・・。(^^;)

今回はミニバンNo.1、セレナです。試乗車は20Gのスーパーブラック。
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エクステリアは、派手な装飾が無く比較的シンプルで、優しい・フレンドリーな雰囲気。
一段下がるウインドウのラインや縦長のテールランプが特徴的ですし、
スライドレールをラインに取り込んで、アクセントにしているのは上手いですね。

インテリアも柔らかい感じの優しいデザインで、質感も高く、
レイアウトはいたってオーソドックスなのですぐに馴染めると思います。
収納もたくさんあって、使い勝手もよさそう。

シートはたっぷりではないものの、ちょうど良いくらいのサイズ。
少し大柄な方には小さく感じられるかもしれません。
少し柔らかめのクッションが適度に沈み込んでフィットするような感じ。
2列目もちょうど良いくらいのサイズ。適度に柔らかくて掛け心地は悪くないですが、
少しひざ裏が浮く感じなので、もう少し着座点が高いほうが良いかも。
3列目は座面・背もたれ共に少し短いですが、空間は広々。
5ナンバークラスでは一番使えるかも。

荷室は3列目を使うとそれなりですが、スライドするので普段使いではそんなに困らないかと。
跳ね上げ式ですが、ロック解除の紐を分かりやすく赤くしてあるのは優しい配慮ですね。
2列目はチップアップスライドで荷室を広げることが出来ますが、
左右スライドの関係か助手席側はチップアップ出来ないのはちょっと不満。

エンジンは、余裕たっぷりという感じではないものの、必要充分なトルクがある印象で、
平坦な場所であればスムーズに非力感無く走りますが、
登り坂では少し頑張ってもらうような感じで、踏み込みが大きめになります。
もう少しパワーがあれば全域で不満はなくなるのですが・・・。
日産のCVTは相変わらず良く出来ており、ギクシャクせず、マッチングも良く、
加速もスムーズに伸びてレスポンスも良好。
静粛性も全体的に高く、快適です。

足回りはソフトでしなやかで、路面のギャップを足が良く動いて受け止めてくれるので
とても乗り心地が良いです。突き上げ感やゴツゴツ感はありませんね。
その代わり、コーナリングでのロールは大きく、頭が重いような重心の高さを感じさせます。
ある程度路面を捉えている感じはあるのですが、グラッと来るロール感のほうが
目立つような印象です。

ハンドリングは穏やかですが、セレナにはちょうど良い印象。
据え切りでは軽めのステアリングも、走り出すと適度に重みが増して中立でも安定し、
インフォメーションは薄めですが、違和感は少ないです。

少しAピラーは太めですが、とにかくガラスが大きくて開放感があり、視界も広々。
見下ろすようなアイポイントで、前方も比較的分かりやすい部類です。

セレナ、室内も広く、運転しやすく、乗り心地もよく、ライバルのような飛び道具は
ないものの、全体的にそつなく出来ていると思いました。
このクラスでNo,1なのも分かるような気がします。
もう少しエンジンはパワーが欲しいですが、そこは今年とも言われているFMCに期待?
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by gutty355 | 2010-06-07 23:45 | 新車見物・試乗記 日産 | Trackback | Comments(4)

かつての家車。

そして、今回の格安レンタカーはこちら。
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カリーナです。グレードは1.5Tiマイロードのシルバーメタリック。

最近のクルマほど高くない全高に、水平基調で直線的なフォルム、
そしてAピラー・Cピラーが比較的立っている、昔ながらのいわゆるセダンの形。
当時のカローラやコロナと比べると少し若々しさのある、伸びやかなデザインになっていますが、
全体的にはトヨタらしく?普通というか、地味というか・・・。
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インテリアも直線的なデザインで、エアコンやオーディオはセンターに集約されていて
使い勝手はいい感じです。
ダッシュボードやドアトリムにはしっかりとソフトパッドが使われていて、
木目や凝ったデザインはないものの、現行のアリオンあたりより質感高いかも。
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シートはまず、サイズが不足している印象。
腰まわりが引っ込んでいるので猫背な姿勢になりますし、肩まわりのフィット感もイマイチ。
クッションも柔らかい上にコシがなく、体が落ち着かない。
ゆえに30分も乗っていると、だんだん腰に違和感を感じてきます。
後席もクッションが柔らかすぎて体落ち着かないですし、体重がお尻に集中する感じ。
スペース的には狭くないけど広くもなく。サイドの倒れ込みが大きく、ちょっと圧迫感があります。
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荷室は広く、4人乗って旅行に行くのは余裕でしょう。ただ、Tiにはトランクスルーがないのが不満。
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1.5Lのエンジンは低速トルクが充分にあって出足も鋭く、60km/hあたりまでなら
何も不満なく加速してくれる印象。登り坂でもそんなに力不足は感じませんでした。
ただ、街中では乗りやすいですが、高速の合流で加速するような場面では
あまり伸びませんし、高速で登りに差し掛かったりするともうちょっと力が欲しくなったり。
やはり、現代の1.5Lと比べると、古さを感じますね。

足回りはソフトで、マンホールや端の継ぎ目は吸収してくれますが、路面のうねりを
越えた後はフワついた動きが気になりますし、コーナリングではロールが大きく、
外側のタイヤは腰砕け感が強く、内側の接地感も薄く、どこかに飛んでいきそうな感じで、
非常に頼りないです。

ハンドリングはダルめ。ステアリングを操作してからワンテンポ遅れて反応するような感じで、
正確性も高くないです。

5ナンバーサイズですし、水平基調デザインのおかげでボンネットが見えて感覚が掴みやすく、
運転はしやすいですね。

カリーナ、今回初めて運転することが出来ましたが、良くも悪くも一般的なトヨタの
セダンといったイメージそのままのクルマといった感じがしました。
何一つクルマにこだわりがなければ、いたって普通に乗れるといった感じでしょうか。

クルマを買い換えた後、父親がアウトバックにいたく感動していた理由が分かった気がします。(笑

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↑ は我が家の愛車だったカリーナ。全く同じ1.5Tiマイロードのシルバーメタリック。
最初はレンタカーと同様の見た目でしたが、スタッドレス履きつぶしのため鉄ホイールです。
2度追突され修理、コンビニの駐車場で左リアドア周辺をぶつけられ修理・・・。
母親がフロント左前を軽く擦りましたが、これは修理せずそのまま乗ってましたっけ。

個人的に、カリーナというクルマには結構思い入れがあるのですが・・・それはまた後日。
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by gutty355 | 2010-06-04 23:27 | RENT A CAR | Trackback | Comments(0)

21世紀 My car。

続きまして今回は、初代ヴィッツのレンタカーです。
グレードはF Dパッケージのシルバーメタリック。
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現行型よりも小ぶりなボディはスッキリとコンパクトながら安っぽくなく、
顔つきは愛嬌がありながらリア周りの曲面やサイドの張り感など、スタイリッシュ。
実用感が強すぎず、少しプレミアム感、存在感があって、所有感を感じられるスタイルですね。
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インテリアは上質ではないものの、上に広がるようなデザインや明るめの色使いで
さほど安っぽい感じは無く、収納も豊富。
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シートは背もたれがやや短いですが、形状が良くて体に良くフィットし、
クッションも厚みはそこそこですが腰のある柔らかさでお尻・腰まわりを包み込むような感じで
意外に疲れなかったですね。
一方リアシートは、クッションも薄く、形状も平坦で座り心地はいま一つ。
ただ、高めの着座位置で姿勢は自然ですし、空間は見た目から想像するよりずっと広く、驚きます。
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荷室は、普段使いなら全く不満ないレベル。
背もたれは倒れますが、一体ですし、解除レバーも小さくて使い勝手はもう一歩。
荷室を使う方は、6:4分割になる上級グレードをオススメします。
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エンジンは1L4気筒。エンジンの振動は小さく、最近のパッソ、ヴィッツに積まれている
1L3気筒より加速時のノイズも静かな印象。
出足の鋭さは無いですが、かったるくは無く、スムーズに加速していく印象です。
トルク自体はたっぷりはしていないですが、充分流れに乗れますし、
バイパスでの中間加速でも、ATのレスポンスが良いので、特に不足は感じません。
ただ、キツイ登り坂では変速もビジーになり、もう少し力が欲しくなるのも事実。
ちなみに燃費は19.3km/lと良好。

足回りはソフトな味付けで、ストロークも大きく確保されているようで、
路面のギャップや端の継ぎ目など、しなやかにストロークして吸収してくれるので、
突き上げ感も無く、乗り心地が良いです。
コーナリングではロールが大きく、外側のタイヤが頼りない感じがありますが。
しっかり路面を捉えている感じはありますね。

ハンドリングは反応も比較的シャープで、軽快に向きを変えてくれる印象。
ステアリングは軽めですが、フィーリングはそんなに違和感無く。

前方の感覚は分かりづらいですが、車が小さいので感覚は分かりやすいですし、
ピラーも現行ほど太くなく、視界も広く、運転はしやすいほうだと思います。

初代ヴィッツ、コンパクトながら存在感があって、エンジンや足まわりも
パッソや現行ヴィッツよりも良く出来ているように感じました。
現在のコンパクトカーに繋がる流れを作った車、現行型より気合を感じるクルマでした。
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by gutty355 | 2010-06-03 22:57 | RENT A CAR | Trackback | Comments(2)

真面目な軽。

さて、格安レンタカーですが、まずはこのクルマです。
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プレオです。グレードはFSスペシャル、ボディカラーはピュアホワイト。

R2が出るまでのスバル軽のメイン車種、グレードが減ったり増えたりしながらも
1998年10月の規格改正から去年の12月まで販売され、影ながらスバル軽を支えていた車。

どちらかといえばハイトワゴン的なイメージのあったプレオですが、ルーフレールも無く
普通のグレードということで、少し背の高い5ドアハッチバックといった感じ。
全体的に水平基調でスポーツ系よりシンプルなデザインは、今ではオーソドックスな
軽自動車といった感じですが、Dピラーを隠すような処理にスバルっぽさを感じたりしますね。
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グレー一色のインテリアや、柄の入ったシート地には少し時代を感じるものの、
インパネやトリムのデザイン、見た目の質感はそんなに悪くない印象。
小物入れはありますが、カップホルダーがサイドブレーキの後ろにしかないのはちょっと不満。
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シートは、座面も背もたれも小さめな感じ。クッションは柔らかめですが、腰・お尻周りの
フィット感は悪くない印象。2時間ほど乗り続けても体が痛くなることは無かったです。
もう少し背もたれが上まであって、肩周りまで支えてくれるともっと良いんだけど。
リアシートは平面的で、座り心地はまあまあ。頭上の余裕はありますが、
足元は狭すぎず広すぎずといった具合。
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荷室は、幅は少なめですが広い印象。高さもあり、分割可倒も付いていて、使い勝手は良好。
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エンジンは、我が家のR2と同じくSOHCの4気筒・NAエンジン。
車重は30キロほどプレオのほうが重いですが、出足はさほど変わらず。
もたつく印象も無く、スッと走り出します。ただ、そのままアクセルを一定にしていると、
R2だと60km/h位で落ち着くところが、プレオだと50km/h位で落ち着く感じ。
もちろん、そこから少し踏み込んでやればスッと加速するので、遅い印象は無いですよ。
R2と大きな違いを感じたのは登り坂。平坦な道から坂道に差し掛かったときの失速が
大きく、再加速も大きく踏んであげないといけない感じでした。
もう一つ違いを感じたのはノイズ。R2は80km/h越えるあたりまで静かに走るのですが、
プレオは70km/hあたりから音が大きくなりますね。特に高い音が耳につく感じです。

燃費は信号の少ない郊外の一般道メインということで、19.2km/lと良い数値が出ました。

乗り味はR2より優しく、かつしっかり。多少ガタゴトと音を立てるのは気になるものの、
路面の凹凸をしなやかに受け止める乗り心地の良さは、まだまだレベルが高いですよ。
R2より着座位置が低く、重心が低いようで、コーナリングでのロール感は小さく、
4輪の接地感、路面への追従性も高く安定しており、こちらもまだレベルが高い印象です。

ハンドリングは自然な味付けで、とっても素直に曲がってくれる印象。
12インチタイヤということもあり、ステアリングは軽めですが、フィーリングは違和感無く。

これはプレオに限らず、サンバー、R2にも言えることなのですが、
ブレーキがペダル操作に対してリニアに効き、しっかりと剛性感もあって
とてもフィーリングがイイ。スバルが軽自動車で一番だと思います。

各ガラスが大きくて開放感がありますし、ピラーも細めで立っているので視界が広く、
少し身を乗り出せばボンネットが見渡せて、運転はしやすいですね。

プレオ、所々は古さを感じるところもありましたが、走りは古さを感じさせず、
まだまだレベルが高くて驚きました。
スバルの真面目なクルマ作りが感じられる1台ですね。いい車だと思います。
個人的にはR2が好きですが、中古を探している人には薦められるかも。
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by gutty355 | 2010-06-01 23:41 | RENT A CAR | Trackback | Comments(0)


スバルR2、新車試乗記などなどクルマだらけのブログです。


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